エレナ・リバキナが土曜日、ニューヨークで開催された全米オープン女子シングルス決勝で、2連覇中の王者アリーナ・サバレンカを6-4、5-7、6-2で破り、自身初の全米タイトルを獲得した。この勝利により、リバキナは世界ランキング1位の座も手にした。
リバキナは準決勝進出時点でサバレンカを上回るランキングポイントを確保し、週明けに世界1位となることが確定していた。決勝ではその勢いをそのままに、サバレンカの全米オープンにおける19連勝を止め、2023年決勝でココ・ガウフに敗れて以来の黒星を喫させた。
27歳のリバキナは、今季の全豪オープン決勝でもサバレンカを破っており、今年2度目のグランドスラム制覇となった。通算では2022年ウィンブルドンに続く3度目のメジャータイトルで、キャリアグランドスラム達成には全仏オープンのみを残す。
リバキナは550万ドルの賞金を獲得。これはグランドスラム史上最高額である。一方のサバレンカは280万ドルを受け取ったが、セレーナ・ウィリアムズ以来となる全米3連覇を逃した。試合後、サバレンカはネットでリバキナと短く抱擁した後、ラケットをコートに叩きつけた。
リバキナは第1セットでファーストサーブの調子が上がらず、入れたのは全体の半分以下だった。しかし、強力なリターンでサバレンカにプレッシャーをかけ続け、12本のブレークチャンスを掴み、うち3本をものにした。サバレンカは第2セットで盛り返し、最終セットに持ち込んだが、リバキナは動じることなく、第3セットを優位に進めて試合を締めくくった。
ロシア生まれでカザフスタン代表のリバキナは、今大会前のシンシナティでの足首負傷で出場が危ぶまれていたが、見事に回復を果たした。今大会では過去に4回戦を突破したことがなく、ニューヨークでの苦手意識を払拭する優勝となった。サバレンカは99週間続けた世界ランク1位の座を月曜日に明け渡すことになる。