The Morning Star Observer

2026年09月06日 日曜日夕刊 (Evening Edition)ArchiveAbout

米特使がモスクワでプーチンと会談、キーウへ移動へ 停戦交渉再開を模索

ロシアのプーチン大統領は5日、クレムリンで米国の特使スティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏と約3時間10分にわたる会談を行った。ウクライナ戦争終結に向けた停滞した和平交渉を再活性化させる狙いだ。両特使は6日、キーウを初訪問し、ゼレンスキー大統領と会談する予定である。

会談後、クレムリンのウシャコフ大統領補佐官は、協議が「実質的で建設的、極めて率直」だったと述べた。米側は「解決に向けた可能な道筋に関する多くの考え」を示したが、詳細は明らかにされていない。プーチン大統領はロシア軍の戦場での前進に言及し、紛争の根本原因の除去の必要性を強調した。ホワイトハウスは会談を「実質的」と評価し、次の段階を数週間以内に発表するとした。

会談に先立ち、プーチン大統領はキーウへの3日間の攻撃停止を命じた。ゼレンスキー大統領もモスクワへの攻撃を月曜日まで停止する用意があると表明した。両首都への攻撃停止は、特使らの訪問を円滑に進めるための限定的な停戦措置である。

一方、ロシア軍はウクライナ各地への空爆を続けている。ドニプロペトロウシク州の工業施設への攻撃で5人が死亡、ハルキウ州チュフイウではドローン攻撃で3人が死亡した。ウクライナ軍は夜間にロシアのミサイルとドローン167機を迎撃したと発表した。ロシア国防省はウクライナのドローン53機を撃墜したとしている。

米国の和平努力は、過去6カ月間イランとの戦争に注力してきた影響で勢いを失っていた。今回の特使訪問は、ワシントンの関与を再びウクライナ和平に集中させる試みとなる。キーウでの会談が、領土や安全保障など核心的な争点を巡る隔たりを埋められるかが焦点となる。

米イランがホルムズ海峡で交戦、イランは米無人艇を攻撃と主張

米軍とイラン軍が6日、イラン周辺海域で船舶を巡り交戦した。米中央軍は、イラン革命防衛隊が米海軍艦艇2隻に弾道ミサイルを発射した後、イラン産原油の積み出し拠点であるハルグ島沖を含むイラン石油タンカー3隻を攻撃したと発表した。イラン側はこれに対抗し、ホルムズ海峡の「許可されていない航路」を航行していたタンカー3隻と、他の海域の米国関連船舶3隻を標的にしたと主張した。

イラン革命防衛隊は同日、ホルムズ海峡の保護水域に入ろうとした米軍の無人水上艇を攻撃したと国営テレビを通じて発表した。同隊は声明で、湾岸地域の船舶に対し「米軍に騙されず、許可されていない水路を通過する不審な動きを避けるべきだ。さもなければ標的になる」と警告した。

米中央軍のブラッド・クーパー司令官は「革命防衛隊へのメッセージを明確にする。我々の艦艇2隻に発砲すれば、より高い経済的代償を課す。お前たちの船を3隻撃沈する」と述べた。米軍によれば、米兵の負傷者は出ていない。イラン準国営通信タスニムは、ハルグ島停泊地のタンカーに米ミサイル4発が命中し、死傷者はなく乗組員が避難していると報じた。

今回の交戦は、2月に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始して以来続く紛争の、この1週間での激化を示すものだ。イランはホルムズ海峡の封鎖を維持し、米国はイラン港に対する封鎖を続けており、双方とも譲歩する気配を見せない。紛争は世界のエネルギー供給を混乱させ、11月の議会選挙を前に米国人の大多数が反対している。

トランプ米大統領は8月31日、ハルグ島が「粉々に吹き飛ぶ」様子を描いたAI生成動画を添えた一文の投稿をソーシャルメディアに行い、軍事行動の可能性を残した。イラン当局はハルグ島が攻撃されれば強力な反撃を行うと誓っている。イランは石油輸出国機構(OPEC)第3位の産油国であり、戦前は原油の90%をハルグ島から輸出していた。米国の封鎖により原油の流れは途絶している。

中東の緊張は原油価格を押し上げている。ブレント先物は金曜日に1バレル96.28ドルで取引を終え、7月24日以来の高値となった。米国のディーゼル価格は紛争開始以来初めて1ガロン平均5.85ドルに急騰し、英国のガソリン価格も6カ月ぶり高値の1リットル163ペンスに達した。

一方、イランと中国はマクー自由貿易区での協力覚書に調印した。エネルギー、鉄道、自動車、鉱業への戦略的投資を目指すもので、東西回廊やタブリーズ・チェシュメ・ソラヤ鉄道の整備が優先課題となる。制裁下で中国との経済関係を深めようとするイランの動きであり、中国の高速鉄道や再生可能エネルギー、電気自動車製造の専門知識を活用する狙いがある。

環境活動家ビル・マッキベン氏は、太陽光や風力、蓄電池といった再生可能エネルギー技術が気候変動対策の「ほぼ奇跡的な武器」になると指摘した。「太陽光は1億5000万キロを旅して地球に届くが、ホルムズ海峡を通る必要はない」と述べ、イラン戦争が再生可能エネルギー推進の好機になるとの見方を示した。同氏はトランプ政権について、化石燃料産業に買収された政府が再生可能エネルギーを中国に明け渡した「経済的自滅行為」だと批判した。

アナク・クラカタウ噴火がジャカルタの航空網を直撃、JALは大韓航空の親会社ハンジンKALに出資

インドネシアのアナク・クラカタウ火山が噴火し、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で多数の便が欠航・遅延となった。運輸省によれば、影響を受けた便は209便、乗客は2万2000人以上に達した。同時に、日本航空(JAL)が大韓航空を傘下に持つ持株会社ハンジンKALの株式を取得したことが明らかとなり、両社の提携関係が新たな段階に入った。

噴火は日曜早朝に発生し、溶岩の噴出とともに轟音が700キロメートル先まで聞こえた。インドネシア地質庁によると、火山灰はジャワ島側で高度6000メートル、スマトラ島側とバンテン州の一部では1万5000メートルまで達した。死者や避難命令は出ていない。スカルノ・ハッタ国際空港は午前5時30分から9時30分まで運航を停止し、その後も火山灰の影響で延長された。シンガポール便を中心に国際線が影響を受け、マレーシア航空とバティック航空はマレーシアとジャカルタ間の合計20便を欠航、エアアジアも複数便を欠航または再スケジュールした。学校では生徒が目の炎症を訴え、漁師も漁を中止した。

一方、JALは水曜日にハンジンKALの株式取得を発表した。取得規模と価格は非公開だが、ハンジンKALの長期的な市場価値に基づく独立した投資判断だと説明した。ハンジンKALは現在、ハンジン・グループ会長ウォルター・チョ氏とその関連会社が20.57%を保有し、建設会社ホバン・グループが20.15%を保有する。ホバンは2022年に第2位株主となって以来、持ち分を拡大しており、経営権を巡る争いの可能性が指摘されていた。JALの出資はチョ氏の友好株主基盤を強化するものだ。両社は12月に大韓航空がアシアナ航空の統合を完了させた後、コードシェア便とマイレージ提携を拡大する覚書に調印した。日本路線は週約250便から約400便に増える見込みだ。また、航空機整備、地上業務、客室乗務員訓練施設の共同利用や、貨物事業の共同運営も検討している。

火山灰は航空機のエンジン損傷や視界不良を引き起こすため、各航空会社は状況を注視している。JALの出資は、ハンジンKALの経営権を巡る動きに影響を与える可能性があり、業界関係者は今後の追加取得の有無に注目している。

独イザール・エアロスペース、ノルウェーから初の商業軌道投入に成功 欧州の宇宙自立へ前進

ドイツの新興企業イザール・エアロスペースは土曜日、ノルウェー北部のアンドーヤ宇宙港から初のロケットを打ち上げ、欧州が自国の土壌から衛星打ち上げを提供できる体制に一歩近づいた。無人ロケット「スペクトラム」は、欧州大陸から軌道に到達した初の商業飛行となった。イザール社はソーシャルメディア上で「軌道に乗った。そして欧州の歴史を作った」と発表した。

ノルウェーのセシリエ・ミュルセット産業商業大臣は、欧州打ち上げ産業にとっての突破口であり、大陸により良い宇宙へのアクセスをもたらすと声明で述べた。同氏は「我々が今やアンドーヤから衛星を打ち上げられるという事実は、激動の時代におけるノルウェーと欧州の安全保障を強化する」と語った。ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は3月にイザール社の打ち上げ現場を訪問しており、ドナルド・トランプ米大統領の下で世界秩序が変動する中、欧州がより大きな自律性を確立しようとする努力を強調した。

スペクトラムは小型・中型ペイロード向けに設計され、5基の小型衛星と飛行中の技術実験を搭載した。今回の打ち上げは、イザール社にとって2度目の試みであり、18か月前の初打ち上げでは、同じ場所から離陸直後に海へ落下し爆発していた。同社は当時、開発者に大量のデータをもたらしたとして初打ち上げを成功とみなしていた。イザール社は、今回の打ち上げを「機体の認定ミッションとペイロードを搭載した初飛行の両方」と位置付けた。

衛星打ち上げ市場には、米国から打ち上げるイーロン・マスクのスペースXや、南米仏領ギアナの宇宙港を使用するエアバスとサフランの合弁会社アリアングループなどの世界的プレーヤーが存在する。スペースXは6月にナスダックへ記録的な新規株式公開で上場した。スウェーデンのエスレンジ打ち上げ場と英国のサクサヴォード宇宙港は、ノルウェーの施設に最も近い競合であり、いずれも欧州に宇宙飛行の自律性を与えることを目指している。

イザール社は先週、欧州宇宙機関(ESA)から約2億ユーロ(2億3200万ドル)を確保したと発表した。新ロケットの開発と試験・打ち上げインフラの拡張に充てる。同社はカナダに2番目の打ち上げ場も開発中だ。イザール社によると、米国は昨年198機のロケットを打ち上げた一方、欧州はわずか8機だった。同社の目標は年間約40機の生産だ。スペクトラムは量産体制にはまだ入っていないが、2028年までの受注をすでに獲得している。欧州はロシアのソユーズロケットとの関係断絶後、自国の技術で衛星を軌道に乗せることに苦戦しており、今回の成功は欧州の宇宙産業にとって重要な節目となる。

政治 (Politics)

ネパール洪水に国際支援、韓国とシンガポールが対応強化

ネパールで発生した大規模な洪水により、死者1200人以上、行方不明者4000人以上という甚大な被害が出ている。韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外相はカトマンズを訪問し、行方不明となっている韓国人9人の捜索協力をネパール当局に要請した。シンガポール警察も身元確認のため専門チームを現地に派遣し、インド、中国、韓国の専門家とともに遺体の特定作業にあたっている。

韓国では観光客からの苦情が今年1月から7月までに1753件に達し、昨年1年間の1744件を早くも上回った。宿泊施設の一方的なキャンセルや過剰なキャンセル料、タクシーのメーター不使用や乱暴な運転、店舗での過剰請求などが主な不満となっている。特に釜山では6月のBTSコンサートで約11万人が訪れ、苦情が前年同期の約2.5倍に急増した。

一方、Blackpinkのジェニーが東京のサマーソニックで披露した短い動画をめぐり、AIディープフェイクではないかとファンが指摘し、韓国のAIによる性的虐待対策の試金石となっている。所属事務所は8月18日に声明を発表し、民事・刑事両面で法的措置を取ると表明した。

日本では4月に防衛装備品の輸出制限が撤廃され、高市早苗首相が防衛輸出の拡大を推進している。これにより、韓国との艦艇市場での競争が本格化すると専門家は予測している。また、韓国の輸出は今年上半期に過去最高の7094億ドルに達した。

これらの動きは、国際社会の連携強化と各国が直面する課題を浮き彫りにしている。ネパールでの災害対応には国際的な協力が不可欠であり、韓国では観光産業の成長に伴うサービス改善が急務となっている。AI技術をめぐる議論は、社会の新たな課題として注目を集めている。

ロシア軍の死傷者149万6440人に ウクライナ参謀本部が発表 各地で戦闘続く

ウクライナ軍参謀本部は9月6日、2022年2月24日の全面侵攻開始以来のロシア軍の死傷者数が約149万6440人に達したと発表した。この数字には過去1日間に発生した1390人の死傷者が含まれる。ロシア軍は戦車1万2331両、装甲戦闘車両2万5278両、車両・燃料タンク14万4435両、大砲システム4万9260基、多連装ロケットシステム2096基、防空システム1605基、航空機441機、ヘリコプター355機、無人地上システム2507基、航空ドローン50万1244機、艦艇・船舶35隻、潜水艦2隻を失ったと報告された。

ウクライナ軍参謀本部は自軍の損失を明らかにしていないが、独立系西側シンクタンクの報告によれば、ロシアの死傷者はウクライナを大幅に上回る。戦略国際問題研究所(CSIS)はその比率を「およそ2.5対1または2対1」と推定している。2026年1月のCSIS報告書では、ウクライナは2022年2月から2025年12月までに50万人から60万人の死傷者を出した可能性が高く、うち10万人から14万人が戦死とみられると分析した。ゼレンスキー大統領はフランスTVに対し、少なくとも5万5000人のウクライナ兵が戦死したと語ったが、行方不明者はさらに多いとされる。

一方、米国の特使スティーブ・ウィトコフ氏とジャレッド・クシュナー氏は9月5日、モスクワでプーチン大統領と3時間以上の協議を行った。即座の詳細は発表されなかったが、停戦に向けた動きが続いている。また、ウクライナのドローンは9月6日未明、リャザンの石油精製所を攻撃し、ロシア各地の都市を標的とした。ロシアではヤブロコ党の候補者2人が9月4日に拘束され、議会選挙を前に弾圧が続いている。

インド、国連地図決議を支持もカシミールの描写に注文、モディ首相は経済成長を擁護

インド外務省は日曜日、国連総会で等積図法の世界地図を推進する決議に賛成票を投じたと発表した。同時に、この決議が特定の地図を承認するものではないと明言し、カシミールとラダックを含む自国の領土が公式地図に従って描かれるべきだと強調した。インドは説明投票で、領土の正確な描写が不可欠であると主張した。

国連総会は9月4日、「地図を修正せよ:世界の地図表現の再調整と、特にアフリカにおける世界地域の公平な表現の促進」と題する決議を164対1で採択した。決議は大陸の相対的な大きさを保つ等積図法の使用を奨励するが、インドはこれを特定の地図や投影法を支持するものと解釈すべきではないと説明した。インド外交官ラグー・プリ氏は、決議は等積図法の広範な使用を支持するものであり、Equal Earth投影法やその他の特定の投影法を承認するものではないと述べた。

一方、モディ首相は土曜日、シュリー・ラーム商業大学の創立100周年記念行事で演説し、国内総生産(GDP)の堅調な成長を疑問視する批判者を「生まれながらの悲観主義者」と呼び、非難した。四半期GDP成長率が7.8%に達し、日本格付機構がインドを格上げしたことなど、経済の好材料が続くなかでの発言だ。モディ氏は「フラジャイル5」にインドを入れた人々がこの成長を受け入れられないと述べ、「真実の力」が「嘘のキャンペーン」に勝つと強調した。

スポーツでは、女子T20アジアカップでインドがパキスタンを7ウィケットで破り、圧勝した。パキスタンは18.1オーバーで55点に全滅し、T20国際試合での最低得点を記録した。スピナーのシュリー・チャラニとプレマ・ラワットがそれぞれ3ウィケットを奪い、インドの勝利に貢献した。パキスタンのメンター、ワハブ・リアズは敗戦後も自チームが大会最強だと主張し、イルファン・パタンは「今日は日曜日か」と皮肉を投稿した。また、元インド・ボウリングコーチのバラト・アルンは、モハメド・シャミの選考外扱いに疑問を呈し、彼にはまだ多くの実力が残っていると述べた。

さらに、女子ジュニアアジアカップではインドがマレーシアに11-1で勝利し、男子ジュニアアジアカップではパキスタンが開催国中国を4-2で破った。パキスタンのハムザ・ファイヤズがプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

これらの出来事は、インドが国際舞台で外交的立場を明確にしつつ、経済成長への自信を示し、スポーツでもライバルに対する優位性を強調するものとなった。国連決議をめぐるインドの注文は領土問題への一貫した姿勢を反映し、モディ首相の演説は国内の批判者への対抗を鮮明にした。

ミレイ政権、フォークランド(マルビナス)問題を再燃させる 石油利権と主権主張を巡る新たな攻勢

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が、フォークランド諸島(アルゼンチン名マルビナス諸島)を巡る主権主張を再び前面に押し出した。同政権は先週、諸島周辺の石油探査・開発に関わる45の企業・団体を対象に、許可なく操業しているかどうかの調査と制裁手続きを開始すると発表した。ミレイ大統領は「世界には我々の主張に有利な変化の風が吹いている」と述べ、米国のドナルド・トランプ大統領がフォークランド問題に関する米国の立場を見直す可能性に言及したことを追い風と位置付けた。

この動きに対し、英国は強く反発した。ウェス・ストリーティング国防相は「フォークランド諸島が英国領であるのは、島民が英国籍を選択しているからだ」と主張し、24時間体制の軍備による防衛の決意を表明した。一方、油田サービス大手のシュルンベルジェ、ハリバートン、ベイカーヒューズは、諸島周辺の石油プロジェクトで操業しない、あるいは今後も操業しないと相次いで声明を発表した。ミレイ大統領はこれを受け、「計画通りに進んでいる」とSNSで反応した。

今回の対立の背景には、イスラエルのナビタス・ペトロリアムと英国のロックホッパー・エクスプロレーションが2028年から開始する予定の「シー・ライオン」油田がある。この油田の初期生産量は日量5万5000バレルで、アルゼンチンの同年の国内生産量の約4%に相当する。開発が進めば、2030年には日量15万バレル、2032年以降は20万バレル超に達する可能性があり、アルゼンチンの既存油田を個別に上回る規模となる。諸島政府には、ロイヤルティと法人税により、油田の寿命(約40年)を通じて最大88億ドルの収入が見込まれ、英国が負担する年間約1億ドルの軍事費を賄えると試算されている。

アルゼンチン国内では、このミレイ政権の動きをめぐり、与野党の反応が割れた。元国防相のタイアナ氏は「ガルティエリ化」と批判し、キルチネリズム側近のカルロス・ブランコ氏は「サッチャー信奉者が法律を守るまでに257日かかった」と皮肉を込めた。しかし、野党側も、ミレイ政権が掲げるウシュアイア統合海軍基地の完成や、クリスティーナ元大統領時代の2011年法の強化といった政策を、かつて自らが主張したものとして、反論しづらい立場に追い込まれている。

さらに、チリのマガジャネス地方とフォークランド諸島を結ぶ新たな商業海運ルートの計画が浮上している。チリのイースター島ナビエラ社が運航を担い、11月の初航海を目指す。アルゼンチンの2010年大統領令に基づく事前許可制度やメルコスールの旗規制が、プンタ・アレーナスと諸島の交易に悪影響を及ぼしてきたとされ、同市の市長は約3億ドルの経済損失を指摘した。チリは伝統的にアルゼンチンの主権主張を支持する一方、経済的結びつきを強めており、両国の関係に新たな緊張をもたらす可能性がある。

トランプ大統領、中間選挙の逆風と国際的緊張に直面

ドナルド・トランプ米大統領は、11月の中間選挙で共和党が敗北する可能性に直面し、最後の30日間で35の選挙区を回ると約束した。しかし、支持率は最低水準にあり、イラン戦争の長期化やガソリン・食料価格の高騰が逆風となっている。共和党候補者はトランプとの距離を置きたい一方で、敵に回すと党内で生き残れないというジレンマを抱えている。

カナダでは、マーク・カーニー首相がトランプ政権の関税政策に「ノー」を突きつけ、貿易戦争が激化。ウィンザー市長ドリュー・ディルケンスは「米国は信頼できるパートナーだと思っていたが、そうではないと分かった」と語る。モロッコはトランプの西サハラ主権承認を追い風に外交で強気に出ており、スペインとの緊張が高まっている。また、トランプが熱心に支持するAIデータセンター建設は、地元住民の反発を招き、民主党が中間選挙の攻撃材料にしている。

テキサス州では、トランプ支持のスーパーPAC「MAGA Inc」が民主党候補ジェームズ・タラリコを標的に1000万ドルの広告費を投入すると発表。一方、ドイツではフリードリヒ・メルツ首相が自らの支持率低迷を認め、政権運営への支持不足を率直に語った。中間選挙の結果はトランプ政権の残り2年の立法課題を左右し、国際関係にも影響を及ぼすだろう。

イスラエル軍、レバノン南部アラブ・サリムに即時避難命令 ヒズボラへの攻撃を予告

イスラエル軍は日曜日、レバノン南部の町アラブ・サリムの住民に対し、親イラン派組織ヒズボラへの攻撃に先立ち即時避難を命じた。軍はTelegramで公開したアラビア語のメッセージで「皆さんはテロ組織ヒズボラの施設の近くにいる。イスラエル軍はこれに対して作戦を実施する」と述べた。

イスラエル軍は別のメッセージで、レバノン南部で兵士に向けてヒズボラが発射した2機の無人機に応じたと説明した。この行動で負傷者は出なかったが、軍はこれを停戦の「明白な違反」と評した。

レバノンでの衝突は6月、米国とイランの間で議定書が署名され、レバノンとイスラエルの間で枠組み合意が並行して結ばれた後、減少している。しかしイスラエルはレバノン南部で散発的な軍事作戦を続けており、約10キロの国境地帯を占領している。金曜日のイスラエル軍の爆撃では、レバノン南部と東部で4人が死亡した。

ヒズボラはイランを支援するためイスラエルへの攻撃を開始し、レバノンを地域戦争に巻き込んだ。これに対しイスラエルが報復し、レバノン当局によれば4300人以上が死亡している。

一方、イスラエル軍のレバノン侵攻による死者は3月2日以降、少なくとも4358人に達し、負傷者は1万2359人となった。レバノン保健省は2023年10月8日以降の総数が8925人死亡、3万595人負傷に達したと発表した。保健省は金曜日、南部と東部でのイスラエル軍の攻撃による死者を4人(18歳の少女を含む)に、負傷者を32人(女性と子供数人を含む)に修正した。特にナバティーエ地域で被害が集中した。

イスラエルは3月以来、レバノン南部の軍事占領を維持している。6月26日の枠組み合意はヒズボラの武装解除を条件としていたが、ヒズボラの指導者ナイーム・カセムはこの合意を「無効」と拒否し、イスラエルが先に占領を終えるよう要求した。合意はイスラエル軍の南部撤退を具体的に求めていなかった。

金曜日には、レバノン南部の町クファル・レマンへのイスラエル軍の空爆で3人が死亡し、23人が負傷した。イスラエル軍は戦略的なアリ・アル・タヘル橋の下のトンネルでヒズボラ戦闘員を掃討したと主張した。レバノン国営通信NNAは金曜日、ティルスとナバティーエの地区で7つの町がイスラエル軍の空爆と砲撃の標的になったと報じた。日曜日早朝には、イスラエル軍の戦闘機がレバノン南部のザウタル・アル・シャルキーヤを爆撃した。

レバノン保健省は土曜日の声明で、2023年10月から2026年9月までのイスラエル軍の攻撃で8920人が死亡し、3万595人が負傷したと発表した。国連難民機関UNHCRによると、8月時点で36万人が依然として避難生活を送っており、そのうち少なくとも2万2000人が集団避難所に住んでいる。

さらに、イスラエル軍の攻撃はガザでも続いている。アルジャジーラがトルコのアナドル通信を引用して報じたところによると、ガザでのイスラエル軍の攻撃で7人のパレスチナ人が負傷し、そのうち2人は子供だった。イスラエル海軍がアル・ハリディー地区の避難民テントを砲撃し、2人が負傷した。ガザ北西部のアス・スダニーヤ地区の別の避難キャンプへの攻撃で子供1人が負傷した。トゥファー地区への空爆でさらに3人が負傷し、同じ攻撃で子供1人が軽い榴弾片の傷で入院した。

ヨルダン川西岸では、イスラエル軍の銃撃で50歳のパレスチナ人男性が手と脚に負傷し、子供1人が負傷した。ワファ通信によると、イスラエル軍の襲撃中に9人のパレスチナ人が拘束された。パレスチナ囚人協会トゥーバース支部長のカマル・バニ・オデ氏は、他の住民もイスラエル軍に拘束されていると述べた。イスラエル軍は土曜日の夜、トゥルカーム市東部のアブ・サフィーヤ交差点付近でパレスチナ人の車両に体当たりし、車両を損傷させたが負傷者はいなかった。

イスラエルの人権団体「占領を直視する会」によると、イスラエル軍はヨルダン川西岸のアル・ムガイイル村の外で、拘束され殴打されたパレスチナ人男性を軍用車両から投げ出した。同団体は、男性が地面に横たわり顔を覆い、兵士たちが軍用車両の後部ドアを閉めて走り去る映像を公開した。

こうした中、米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使は土曜日、ヨルダン川西岸のパレスチナの町トゥルムス・アヤを訪問し、イスラエル人入植者に殺害された米国市民の家族らと会談した。同町の住民は、過激なイスラエル人入植者による嫌がらせが日常的で、町に入って家屋を損傷させるのを止められないと訴えている。町長のナワフ・ザグール氏は、住民が大使に安全と保障を確保するよう求めるだろうと述べた。同町の約3000人の住民の約80%がパレスチナ系米国人だという。

ハッカビー氏は、暴力的な入植者の訴追を求める一方で、彼らの行動は約75万人の入植者コミュニティ全体の少数派を代表していると信じている。アルジャジーラのニダ・イブラヒム記者は、暴力的なイスラエル人入植者を少数派と表現したハッカビー氏に異議を唱えた。トゥルムス・アヤの住民サミール・ハザマ氏は「これらの無法な入植者に関して、大使が私たちのために何かをしてくれることを願っている」と述べた。

イスラエル軍の攻撃と入植者の暴力が続く中、ドイツのベルリンでは土曜日、パレスチナ支持のデモが行われ、警察が介入して少なくとも2人を拘束した。大勢のデモ参加者がエルンスト・ロイター広場に集まり、ガザでのイスラエル軍の攻撃に抗議した。

レバノンでは停戦合意後もイスラエル軍の作戦が続き、ヒズボラとの緊張が高まっている。米国とイランの議定書、レバノンとイスラエルの枠組み合意が結ばれたが、イスラエル軍の南部占領が続く限り、ヒズボラの武装解除をめぐる対立は解消されず、地域の不安定さが続く見通しだ。

セウタ移民危機、スペイン政治の火種に 政府と自治体の対立が深刻化

スペイン領セウタで発生した大規模移民流入から1か月余りが経過したが、危機の収束は依然として見通せない。約8万人が国境を越えたとされるこの危機をめぐり、中央政府とセウタ自治政府の対立が激化。政府は先週末、港を移民受け入れ施設として使用する命令を発令し、自治体の抵抗を押し切る形で事態打開を図った。

運輸大臣オスカル・プエンテが署名したこの命令は、これまで受け入れ場所をめぐり拒否権を行使してきたセウタ市政府から決定権を奪うものだ。プエンテ氏は、市長を務める国民党(PP)のフアン・ヘスス・ビバス氏が、2021年の危機時には協力的だったのに対し、今回は「見捨てられた」と批判し、政府の対応を妨害していると非難した。ビバス市政は港の使用を「重大な過ち」と評したが、先週は自ら港の使用を承認していた経緯があり、政府側は「サボタージュ行為」だと反発している。

セウタのキシー・チャンディラマニ副市長は、住民の不安が根底にあると説明する。「人々は家の近くに施設ができることを望まず、街は移民であふれている。セウタは大きな一時収容施設と化した」。政府はこれまでに3億900万ユーロの支援を承認したが、ビバス氏は「見捨てられた」と主張を続ける。政府高官は「ビバス氏は市の英雄になろうとし、フェイホー氏も危機を長引かせようとしている」と述べ、事態の政治化を指摘した。

一方、米国のドナルド・トランプ大統領もセウタ危機に言及し、スペインは国境を「まったく管理できていない」と批判。スペインは「荒廃した国になる」と警告した。サンチェス首相は、モロッコが流入を主導したとの見方を否定し、「確固たる証拠はない」と議会で述べた。

危機は教育現場にも影を落とす。セウタの住民バネサ・カストロさんは、14歳の娘の新学期に向け、最初に買ったのは防犯用の催涙スプレーだった。「学校は家の近くにあるが、一人で行き来させられなくなった」。教育省は市内の約30校に24時間体制の警備を配置し、通学路も警備する。約1500人の移民の子どもがセウタに残るなか、保護者らは不安を募らせている。

この危機は、スペインの国境管理と外交政策のあり方を問うものとなった。野党国民党のフェイホー党首は、モロッコが流入を「調整した」と議会で主張。サハラ問題をめぐるモロッコとの関係見直しも視野に入れる。欧州連合(EU)はスペインの支援要請を審査中で、対応の遅れが指摘される。セウタの危機は、移民問題をめぐる欧州の分断と、スペイン政治の混迷を象徴する出来事となった。

キーウの日常を破壊する露軍のドローン攻撃、戦争5年目の冬へ

ロシア軍によるほぼ絶え間ないドローン攻撃が、キーウの市民生活を根底から揺るがしている。通勤客や児童は授業の合間に地下へ逃げ込み、祭りは中止され、防空システムの轟音が街に響き渡る。2022年2月のロシアの全面侵攻以来、キーウは多くの苦難を乗り越えてきたが、戦争5年目の冬を目前に、かろうじて保たれてきた日常の維持が困難になりつつある。

この夏、モスクワは従来のプロペラ式ドローンよりも破壊力が高く撃墜も難しい、高速のジェット推進式ドローンを大量に投入した。過去10日間、空爆は夜間中心から終日へと移行し、ウクライナの長距離ドローン攻撃が戦況を自国に有利に導いているという市民の感覚を打ち砕いた。先週木曜日、ドニプロ川東岸の橋の近くを車で走行中だった35歳のヴィタリア・ポリアコワさんは、ジェット推進式ドローンが車の近くの道路に着弾し、負傷した。

キーウの300万人の住民が最も懸念しているのは、冬の接近だ。ロシアの攻撃は戦争初期から定期的な停電と断水を引き起こしてきたが、過去10日間の激しさはさらなる混乱を示唆している。29歳のボフダン氏は、今週初めの攻撃で損壊した自宅のアパートを見渡しながら「昨年は本当に厳しかった。この攻撃の後、おそらくさらに厳しくなるだろうから、私たちは引っ越す」と語った。

前線での戦闘が毎週数百人の死傷者を出しながらも領土獲得にほとんど結びつかない中、ロシアとウクライナはここ数カ月、互いのエネルギー・物流施設を叩く航空戦を激化させている。国連はこれまでに紛争による民間人の死者を1万6000人以上確認しており、その大半はウクライナ側である。両国とも民間人を標的にしていないと主張するが、キーウとその周辺地域では8月27日以降、数十人の民間人が死亡している。

米国、マレーシアの政治指導部への介入説を否定 駐在大使が「虚偽」と反論

在マレーシア米国大使館は、ワシントンがかつて同国の政治指導部の選定に関与しようとしたとする野党イスラム政党の主張を否定し、その主張は虚偽だと述べた。

駐在マレーシア米国大使館のデービッド・H・ギャンブル臨時代理大使は日曜日、ソーシャルメディア上の声明で「米国はマレーシアの政治指導部を決定しようとしたことは一度もない。それに反するいかなる説明も虚偽である」と述べた。

汎マレーシア・イスラム党(PAS)のアブドゥル・ハディ・アワン党首は土曜日の党大会で、かつて駐マレーシア米国大使が、政権を取った場合に誰を首相に推薦するかを党に尋ねたと述べた。ハディ氏によると、会合は2014年にバラク・オバマ前米大統領がマレーシアを訪問した時期に開かれ、当時の米国大使が同氏との会見を要請したという。

ハディ氏は、大使が「PASは誰を首相に推薦するのか」と尋ねたと説明した。同氏は「米国は誰に同意するのか」と応じ、大使は「唖然とした」と述べた。この発言は、党が数十年にわたり統治してきたケランタン州で開かれたPASの集会で、代表者らの笑いを誘った。

米国大使館は以前から、マレーシアとの外交的関与は二国間関係の強化に焦点を当てていると繰り返し述べている。今回の声明は、マレーシアの国内政治における米国の役割に関するオンライン上の憶測を受けて発表された。

ハディ氏はまた、タキユディン・ハッサン氏とアフマド・サムスリ・モクタル氏が以前、米国大使から政権が倒される可能性があり、米国が支援する用意があると告げられたと述べた。両氏は動じず、揺るがなかったという。ハディ氏は、その後の大使との会合でマハティール・モハマド氏の名前が首相候補として浮上し、承認されたと付け加えた。

タキユディン氏は大会後、記者団に対し、大使館関係者との会合を確認したが、議論はPASがバリサン・ナショナル政権を打倒する計画を持っているかどうかという質問にとどまったと述べた。同氏は、PASが国内政治に外国の介入を求めたことは一度もなく、その決定は他党に委ねられていると主張した。

社会 (Society)

世界の社会動向を総覧:犬の攻撃、災害生存、AI時代の雇用、若者の挑戦

世界各地で社会の底力を示す出来事が相次いだ。アルゼンチンでは家族の犬に襲われた4歳女児が重体となり、マレーシアでは野犬の群れに襲われた2歳児が昏睡状態に陥った。一方、ネパールでは土砂崩れから10日以上経過して64歳女性が奇跡的に救出され、英国では失明した95歳退役軍人が運転を再び体験した。米国では101年続く企業がAI時代にも人員削減をせず、インドでは21歳の学生が独力で川を清掃し、13歳の中学生が3Dプリンターで事業を立ち上げた。トランプ政権の外交戦略はイランとロシアの二正面で試練を迎えている。

犬による子供への攻撃が世界で相次いだ。アルゼンチンのビジャ・ドローレスでは、家族の飼い犬が4歳の女児を襲い、脚部などに重傷を負わせた。女児はコルドバの病院に搬送され、予後不良ながら安定した状態だ。同州では同日、ピットブルとドーゴに襲われた2人の子供が死亡しており、獣医師会は飼い主の責任を強調した。マレーシアのバトゥ・パハットでは、2歳の少女が5匹の野犬に襲われ、頭部と顔面に重傷を負って人工昏睡状態に置かれた。祖母のダーリンダ・ダーリスさんは、狩猟犬が放棄されたことが原因だと主張している。

災害と人間の回復力も注目を集めた。ネパールのヌワコット地区では、氷と岩と泥の雪崩から10日以上経過した後、64歳のチャンディカ・シュレスタさんが半ば埋もれた家の4階で発見され、カトマンズの病院に空輸された。英国では、95歳の退役軍人ジム・アリソン氏が、黄斑変性症で失明した後、チャリティーイベントで再び運転を楽しんだ。彼は「素晴らしかった」と語り、教官の助けを借りて時速90キロで走行した。

経済とテクノロジーの分野では、米国の製薬会社トラニが101年間レイオフを一度も行わずにAI時代を乗り切ろうとしている。CEOのメラニー・ダルベッコ氏は「人を道具と見なすのではなく、人を中心に据える」と述べ、全従業員に利益分配と株式所有制度を導入している。インドでは、21歳の理系学生スレンドラ・シン・チョーダリー氏が「ビットゥ・タバヒ」の名で、素手で川のゴミを7か月間清掃し、州首相からも支援を約束された。米国オハイオ州では、13歳のアンディ・バレット君が学校の3Dプリンターで作った150個のフィジェットトイを販売し、売上金をすべててんかん研究に寄付した。

政治面では、トランプ政権の外交政策がイランとロシアの二つの戦線で戦略的求心力を試されている。中東ではイラン封じ込めのための地域同盟構想が浮上し、イスラエルとサウジアラビアの正常化が模索される。一方、ウクライナ戦争終結に向けた特使のモスクワ訪問も予定されるが、ロシアの強硬姿勢が交渉の行方を不透明にしている。これらの出来事は、地域社会の結束、個人の行動力、そして大国の戦略が交錯する世界の現状を映し出している。

アルゼンチンの為替相場と世界各地の天気予報、フィリピン司法試験開始など多様なニュースを一括報告

2026年9月6日、アルゼンチンではドル・ブルーが1520ペソ(買値)・1540ペソ(売値)で取引された。公式ドルは1480ペソ・1530ペソ、ドル・ボルサは1516.90ペソ・1525.30ペソ、ドルCCLは1582ペソ・1583.20ペソとなった。公式ドルとの乖離率は3%で、ドル・ブルーは前月比1%上昇、前年比13%上昇している。ドル・ブルーは闇市場で流通するドルであり、銀行や公的な両替所では購入できない。その名称の由来には、英語の「blue」が「暗い」を意味するという説、優良株を指す「ブルーチップ」に由来する説、偽札検出ペンの色に由来する説がある。取引時間は平日15時に公式ドルと同時に終了する。

世界各地の天気予報では、アルゼンチンのプンタ・ララは最高10度・最低0度、南風19km/h、湿度84%と冷え込みが予想される。ウルグアイのタクアレンボも最高10度・最低1度と寒い。一方、ベネズエラのマラカイボは最高33度・最低27度、マラカイは最高32度・最低23度、バレンシアは最高31度・最低21度、シウダ・デ・ボリバルは最高35度・最低25度、イスラ・マルガリータは最高31度・最低24度、シウダ・グアヤナは最高34度・最低24度、カラカスは最高29度・最低20度と温暖だ。メキシコではエカテペクが最高23度・最低13度、クリアカンが最高34度・最低24度、カボ・サン・ルーカスが最高31度・最低28度、バヒア・デ・バンデラスが最高32度・最低25度、アカプルコが最高31度・最低25度。グアテマラのケツァルテナンゴは最高21度・最低11度、アンティグア・グアテマラは最高25度・最低16度、グアテマラシティは最高27度・最低17度。スペインのセビリアは最高39度・最低23度と暑い。アルゼンチン国内では、ゴヤが最高15度・最低6度、ゴドイ・クルスが最高8度・最低1度、ヘネラル・サン・マルティンが最高10度・最低2度、フロレンシオ・バレラが最高10度・最低1度、ヘネラル・ロカが最高11度・最低マイナス1度、エステロス・デル・イベラが最高15度・最低7度、エスケルが最高8度・最低マイナス5度、エンバルセが最高9度・最低1度、エステバン・エチェベリアが最高10度・最低1度、クエバ・デ・ラス・マノスが最高9度・最低マイナス6度、ネウケンが最高11度・最低マイナス1度、サルタが最高11度・最低5度、サンフアンが最高12度・最低4度、サンティアゴ・デル・エステロが最高14度・最低9度、フォルモサが最高17度・最低9度、カタマルカが最高12度・最低7度、バリローチェが最高5度・最低マイナス2度、コモドーロ・リバダビアが最高11度・最低4度、ラ・リオハが最高11度・最低5度、ロサリオが最高11度・最低3度となっている。アルゼンチンの気象予報は国立気象局(SMN)が担当し、気象警報は黄・橙・赤の3段階で発表される。

フィリピンでは2026年司法試験が9月6日に開始された。試験は9月の2つの日曜日と1つの水曜日に実施され、全国15の地方試験センターで行われる。試験委員長はサミュエル・ガエルラン最高裁判事で、本部はムンティンルパのサンベダ・カレッジ・アラバン校だ。初日は午前に政治・国際公法、午後に商法・税法が出題される。2日目は9月9日、最終日は9月13日。最高裁は登録者14,291人のうち13,441人に受験資格を与えた。2025年の司法試験では5,594人が合格し、合格率は48.98%だった。

占いでは、各星座の健康・恋愛・金運に関する予測が提供された。キニエラ(宝くじ)では、サンタフェ州、コルドバ州、ブエノスアイレス州、ナシオナルの各抽選結果が発表される予定だ。これらの情報は、アルゼンチンの為替市場の動向、世界各地の気候、フィリピンの法曹界の将来を占う試験など、読者の日常生活や関心事に直接影響を与えるものである。

東南アジアを覆う煙霧とイランの鉄道輸送継続

インドネシアではボルネオ島とスマトラ島で大規模な森林火災が続き、厚い煙霧が周辺諸国に漂っている。これまでに約30万ヘクタールが焼失し、二酸化炭素排出量は過去のエルニーニョ年に匹敵する水準に達した。マレーシアでは野焼き件数が急増し、消防当局が注意を呼びかけている。一方、イランでは鉄道国境13か所での輸送が正常に続いており、当局は輸送能力の倍増を計画している。

インドネシアの火災は主に泥炭地で発生しており、乾燥した泥炭が燃えやすい状態になっている。コペルニクス大気監視サービスによると、先週金曜から木曜までの間に2300万トン以上の炭素が放出された。これは2015年の同時期を上回る規模だ。煙霧によりボルネオとスマトラの500万人以上が健康リスクにさらされ、140万人以上の生徒が遠隔授業を余儀なくされている。マレーシアのサラワク州では緊急事態が宣言され、約650校が閉鎖された。フィリピンとシンガポールでも大気質が悪化した。

マレーシア消防救助局のノル・ヒシャム・モハマド長官は、乾燥した天候が草や低木から水分を奪い、火災の燃料となっていると指摘した。野焼き件数は8月20日の53件から23日には231件に急増した。今年の火災の大部分は灌木火災で、全国で1万8426件が記録された。同長官は、泥炭火災は地表下で燃え続けるため消火が困難だと説明し、62か所の大規模火災リスク地点を監視していると述べた。強風が火を急速に広げるため、予防が重要だと強調した。

イラン鉄道の対外貿易局長シャフリヤル・ナギザデ氏は、サラフスとインチェ・ボルンの国境を含む全13か所の鉄道国境で貨物の流れが正常に進んでいると述べた。同氏は、トルクメニスタンを経由して中国から欧州へ至る東西回廊と、ロシアからイランへ至る南北回廊の接続点として、鉄道網が戦略的に重要だと説明した。現在、サラフスとインチェ・ボルンの両駅で合わせて約500万トンを処理しているが、1000万トン以上に増やす目標を掲げている。中国・イラン間の列車は年7本から月3本に増加し、カスピ海沿岸の港の能力も拡大中だ。15,000キロの鉄道網と35,000両の貨車を活用し、経済的で安全な輸送を目指すと述べた。

スポーツ (Sports)

ハーランドの決勝ヘッドでマン・シティが3連勝、プレミア首位を維持

マンチェスター・シティは土曜日、エティハド・スタジアムで昇格組コヴェントリーを1-0で下し、プレミアリーグ開幕3連勝を達成した。エルリング・ハーランドが前半26分に決勝点となるヘディングシュートを決め、今季3点目を記録した。エンツォ・フェルナンデスがデビュー戦でアントワーヌ・セメニョへのパスを送り、そのクロスからハーランドが得点を挙げた。

エンツォ・マレスカ監督はペップ・グアルディオラ前監督の退任後、チームを再建中だ。クラブは移籍市場で総額4億5000万ポンド(約6億800万ドル)を投じ、フェルナンデスやイリマン・ンディアイらを獲得した。フェルナンデスの移籍金は1億2500万ポンド(約1億7000万ドル)で、英国記録に並ぶ金額となった。

試合はシティが支配したが、コヴェントリーも決定機を作り、GKジャンルイジ・ドンナルンマが終盤に好セーブを連発した。マレスカ監督は「9割の試合で嫌な気分で終わるが、1-0で勝つことが重要だ」と語った。

一方、トッテナムはノッティンガム・フォレストと0-0で引き分け、今季初の勝ち点を獲得した。フォレストはネコ・ウィリアムズのゴールがVARでハンドボールと判定され取り消された。クリスタル・パレスはフラムに3-2で逆転勝ちし、今季初勝利を挙げた。アレックス・イウォビはフラムでの出場100試合を達成し、プレミアリーグ史上5人目の「3クラブで100試合以上出場」を果たした選手となった。

ニューカッスルはボーンマスに2点差を追いつき2-2で引き分け、ブレントフォードとサンダーランドも1-1で分けた。ハル・シティはアストン・ヴィラと0-0で引き分け、昇格後無敗を継続した。

シティは勝ち点9で首位に立った。アーセナルとチェルシーは日曜に対戦を控え、勝ち点9で並んでいる。

タイタニック生還のテニス王者リチャード・ウィリアムズ、不屈の意志で歴史に名を刻む

リチャード・“ディック”・ノリス・ウィリアムズ2世は、1912年4月14日のタイタニック号沈没事故を生き延びたテニス選手だ。スイスの寄宿学校で教育を受け、弁護士である父デュアンの息子として生まれ、ベンジャミン・フランクリンの直系の子孫にあたる。12歳でテニスを始め、21歳の時に父とともにタイタニック号の一等客室に乗り込んだ。

事故の際、彼は自らの体で扉を破って他の乗客を救出したと伝えられ、その行動はジェームズ・キャメロン監督の映画の一場面に影響を与えた。船が沈む最後まで船上に留まり、救命ボートへ泳いで向かった。父を失っただけでなく、氷水に数時間浸かったことで両脚を失う寸前となり、救助船カーパシア号の医師からは命を救うために切断を勧告された。しかしウィリアムズはそれに逆らい、甲板を歩き続ける過酷なリハビリで血行を促進し、奇跡的な回復を遂げた。

その4か月後、彼は全米選手権(現在の全米オープン)の混合ダブルスで優勝を果たした。その後も選手として、またデビスカップ米国代表のキャプテンとして多くのタイトルを獲得し、1924年パリオリンピックでは混合ダブルスで金メダルを獲得した。さらに第一次世界大戦では米国遠征軍に志願してフランスで戦い、脚に負傷しながらも武功十字章とレジオン・ドヌール勲章を受章する英雄となった。引退後は銀行家として働き、ペンシルベニア歴史協会の図書館長を22年間務めた。77歳で死去し、意志の勝利の完璧な模範として歴史に名を残した。

メッシが国際代表引退後初戦で2アシスト、マイアミはアトランタと2-2ドロー

メジャーリーグサッカー(MLS)王者インテル・マイアミは土曜日、アトランタ・ユナイテッドと2-2で引き分けた。リオネル・メッシは国際代表からの引退を発表後、初出場となったこの試合で、チームの2得点をいずれもアシストした。

雷雨と稲妻により試合開始は90分遅延したが、開始後はアルゼンチン史上最多得点かつ最多出場のメッシを中心に、フィールド上で火花が散る展開となった。マイアミは前半32分、ブラジル人ミッドフィルダーのカゼミーロがメッシのコーナーキックを頭で合わせて先制。しかし3分後、元ニューカッスルのミゲル・アルミロンが低いシュートを放ち、アトランタが同点に追いついた。

前半終了間際、メッシが左サイドから起点を作った攻撃から、元リバプールおよびバルセロナのルイス・スアレスが落ち着いたフィニッシュでマイアミが再びリードを奪った。だが、スイス人ストライカーのブレール・エンボロが87分にペナルティキックを決め、アトランタが勝ち点1を分け合った。

メッシは今季リーグ戦で18得点を挙げて得点ランキング首位に立っており、先週末のCFモントリオール戦では4得点1アシストを記録していた。また、8月8日に父ホルヘ氏が死去した後、現役続行に迷いがあったことも明かされている。

一方、トロントではデリック・エティエンヌが後半アディショナルタイム2分に得点し、シカゴとの壮絶な8ゴールの打ち合いを4-4のドローで終えた。ジョシュ・サージェントがハットトリックを達成したが、シカゴのマレン・ハイレ・セラシエが2得点、オウンゴールとロベルト・レヴァンドフスキの63分の得点で逆転を許していた。

フィラデルフィアはモントリオールに2-0で勝利。16歳のキャバン・サリバンが75分に得点し、今季4得点7アシストとした。これは16歳としてのシーズン最多得点関与記録であり、2005年のフレディ・アドゥの10を上回るものだ。オーランドではアントワーヌ・グリーズマンの28分の得点が決勝点となり、サンディエゴに1-0で勝利。オースティンはサンノゼと1-1で引き分けた。

スプリングス7回無失点、マンシー本塁打でアスレチックスがマリナーズに6-2勝利

シアトルで行われた土曜日の試合で、アスレチックスがマリナーズを6-2で下し、4連勝を飾った。先発のジェフリー・スプリングスは7回を無失点に抑え、今季4勝目(13敗)を挙げた。マックス・マンシーは2日連続となる本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

アスレチックスはローレンス・バトラーが2点本塁打を放ち、ヘンリー・ボルテとドノバン・ウォルトンも適時打を記録した。終盤はジェフ・ハートリーブとドミニカ共和国出身のエルビス・アルバラードがリリーフを務めた。一方、マリナーズは今季ワーストとなる11ゲーム差の負け越しで、地区首位のヒューストンとは7ゲーム差、ワイルドカード圏内のクリーブランドとは6ゲーム差となった。

スプリングスは8月に苦しい時期を経験し、前回登板では7失点を喫していたが、この日は81球で2安打無失点、6奪三振、2四球と見事な復活を遂げた。マンシーの本塁打は今季9号で、飛距離428フィートを記録した。マリナーズ先発のジョージ・カービーは6回2/3を投げ、7安打4失点で敗戦投手となった。