The Morning Star Observer

2026年08月30日 日曜日朝刊 (Morning Edition)ArchiveAbout

ロシア軍、キーウ近郊の倉庫を攻撃 少なくとも37人死亡 今年最悪級の被害

ロシア軍の無人機攻撃により、ウクライナ首都キーウ近郊のブチャ地区で大規模な爆発と火災が発生し、少なくとも37人が死亡した。ウクライナ当局が29日に発表した。今年の戦争で最も犠牲者の多い攻撃の一つとなる。現地メディアによると、犠牲者には高齢者・障害者向け介護施設の入所者34人が含まれるという。

攻撃は28日午後8時10分ごろ、キーウ西方約5キロのムィラ村で発生した。ロシア軍の無人機が倉庫に着弾し、その後、弾薬とみられる物体が誘爆した。ウクライナ検察は過失の疑いで刑事捜査を開始した。ゼレンスキー大統領は「住宅地の近くに弾薬を保管することは法律で禁止されている」と述べ、責任者の処罰を約束した。

ロシア国防省は、ムィラの倉庫には長距離無人機用の部品と発射ブースターが保管されていたと発表した。一方、ウクライナ側は、同様の攻撃が7月にキーウ郊外のヴィシュネヴェでも発生し、22人が死亡したことを挙げ、コレツキー首相は「同じ過ちを繰り返すのは犯罪的過失だ」と非難した。

キーウへの空襲は3日連続となり、市内の経済活動や市民生活に深刻な影響が出ている。ウクライナ空軍によると、ロシア軍は267機の無人機と2発のミサイルを発射し、うち233機を撃墜したという。南部ヘルソン州ではロシア軍の攻撃で2人が死亡、27人が負傷した。

ウクライナ側も対抗措置として、ロシア国内の軍事・エネルギー施設への長距離攻撃を強化している。ゼレンスキー大統領は、長距離無人機による攻撃を現在の1日平均300回から1000回に増やす目標を表明した。ロシア国防省は、夜間にウクライナの無人機313機を撃破したと発表した。

ヒマラヤ氷河崩落による大洪水、ネパール・チベットで死者680人超・行方不明者約3000人に

ネパールと中国チベット自治区の国境地域で8月26日に発生した氷河崩落に伴う大規模な洪水は、壊滅的な被害をもたらした。米地質調査所(USGS)によれば、氷河の崩落が土砂と岩石を巻き込んだ津波のような土石流を引き起こし、ボテコシ川とトリシュリ川流域の集落を飲み込んだ。ネパール当局は29日までに675人の死亡を確認し、中国側でも7人が死亡、両国を合わせた行方不明者は約3,000人に上る。ネパール国内では2,426人が依然として連絡不能であり、その中には外国人517人、水力発電所の作業員933人が含まれる。

救助活動は困難を極めている。厚い泥と瓦礫に覆われた被災地では、救助隊が手作業で掘り進む状況だ。トリシュリ3A水力発電所のトンネルには100人以上が取り残されていると見られ、ネパール軍は掘削機を使用して進入路の確保を試みている。インドの専門トンネル救助チームが到着し、中国からも専門家が派遣される予定だ。ネパール政府は当初、外国の救助受け入れを拒否したが、国際的な圧力を受けて方針を転換し、限定的な専門家の受け入れを認めた。

被災地では、カトマンズの病院に遺体の写真が掲示され、家族が行方不明者の情報を求めて殺到している。遺体の身元確認が進まない中、チトワン県では229体の身元不明遺体を埋葬する決定がなされ、DNAサンプルが採取された。赤十字は最大93,000人が被災した可能性があると指摘する。ネパールの財務相は、復旧には40億~50億ドルが必要との見通しを示した。また、インドはウッタラーカンド州で氷河湖の監視を強化するなど、周辺国でも同様の災害への警戒が高まっている。

アルゼンチン女子ホッケー代表「ラス・レオナス」がオランダを破り世界選手権3度目の優勝、政治指導者から祝福の声相次ぐ

2026年8月29日、オランダ・アムステルフェーンのワーグナー・ホッケー競技場で行われた女子ホッケー世界選手権決勝で、アルゼンチン代表「ラス・レオナス」が開催国オランダをシュートアウト(ペナルティーシュート)3-1で破り、2002年パース大会、2010年ロサリオ大会に続く3度目の世界王者となった。試合は60分間で1-1の引き分けに終わり、シュートアウトで決着がついた。アルゼンチンは第2クォーター終了間際にイビ・ヤンセンにペナルティーコーナーから先制点を許したものの、第4クォーターにマリア・ホセ・グラナットが7本目のペナルティーコーナーから同点ゴールを挙げ、試合を振り出しに戻した。シュートアウトではゴールキーパーのクリスティーナ・コセンティーノがオランダの3本の試技を阻止する活躍を見せ、ビクトリア・グラナット、ブリサ・ブルゲッサー、ソフィア・カイロが成功させて勝利を決定づけた。

この優勝に対し、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は自身のSNSで「VAMOS LEONAS CARAJO...!!!」と興奮気味に祝福した。ビクトリア・ビジャルエル副大統領は「才能、努力、献身、情熱によって、空色と白が世界の頂点に立った」と称賛した。パトリシア・ブルリッチ上院議員(与党・自由前進)は若き日のホッケー姿の写真を公開し、ビクトリア・トロサ・パス下院議員(野党・祖国連合)は「かつてホッケー選手を夢見た少女だった」と感慨を語った。また、ダニエル・ショリ観光・環境・スポーツ長官や各党の政治家も祝福のメッセージを寄せた。

アルゼンチンは今大会、グループステージから決勝まで10人の大会初出場選手を擁し、フェルナンド・フェラーラ監督の下で守備力と集中力を高めて勝ち上がった。決勝ではオランダの攻撃を封じ、シュートアウトで世界ランキング1位の相手を破る番狂わせを演じた。この勝利は、国内のホッケー施設不足やナショナルトレーニングセンターの人工芝の老朽化といった課題を乗り越えてのものだ。ラス・レオナスは2010年以来16年ぶりの世界タイトルを獲得し、パリ五輪での銅メダルに続く快挙となった。

ニジェール首都で兵士による反乱未遂、軍政が鎮圧を宣言

ニジェールの首都ニアメイで29日未明、軍の一部兵士による反乱未遂事件が発生した。国防省は国営テレビで声明を読み上げ、空軍基地101で兵士らが同僚を拘束し、市内の複数の重要拠点に向けて発砲したと明らかにした。軍は「即応体制」により反乱を封じ込め、徐々に統制を回復していると発表した。

現地時間の午前0時20分頃、ディオリ・アマニ国際空港に隣接する空軍基地101で始まった騒乱は、大統領官邸や国営テレビ局周辺にも拡大した。住民によれば、銃撃は午前1時頃から夜明けまで断続的に続き、国営テレビの放送は一時中断された。国防相サリフ・モディ将軍は「規律違反であり、軍規に反する行動だ」と非難し、国民に冷静な対応を呼びかけた。

反乱に参加した兵士は、南西部のウアラム、テラ、ドッソ各州から来た若手将校らとみられる。ロシアのニジェール大使ヴィクトル・ヴォロパエフ氏は、これらの将校らが外部勢力によって扇動された可能性があるとの見方を示した。また、ロシア国防省のアフリカ軍団が反乱鎮圧に協力し、ニジェール軍参謀総長らが感謝を伝えたという。

今回の事件は、今年に入ってニアメイの空港複合施設が襲撃された3件目となる。1月にはイスラム国(IS)系組織、6月にはアルカイダ系の「イスラムとムスリム支援グループ(JNIM)」が攻撃を仕掛けていた。ニジェールは2023年のクーデターでアブドゥラハマネ・ティアニ将軍が政権を掌握し、西側諸国との関係を断ち切ってロシアに接近。マリ、ブルキナファソとともにサヘル諸国同盟(AES)を結成している。

今回の反乱未遂は、ジハード主義者の攻撃に悩まされ続けるティアニ政権にとって新たな挑戦となった。軍政は「祖国防衛のために軍は動員されている」と結束を呼びかけているが、政権内部の不満や外部勢力の関与の可能性は、今後の政情不安を予感させる。

政治 (Politics)

米イラン戦争6カ月、軍人家族とイラン指導部の苦境

米国とイランの戦争が始まって6カ月が経過した。米軍人家族は長期の分離、不安定な通信、経済的困難に直面し、精神的圧力が高まっている。一方イランでは、指導部が強硬派を中心に結束を固め、国内の反対意見を抑え込みながら米国との長期対決に備えている。

米国では、50,000人以上の部隊が中東地域に展開し、これまでに18人の米軍人が死亡、750人以上が負傷した。軍人家族支援団体ブルースター・ファミリーズのシカゴ支部を率いるコートニー・サンダース氏は、家族たちが「感情のジェットコースター」を経験していると語る。3月の調査では、現役軍人家族の81%がイラン紛争によるストレスの増大を報告した。予期せぬ派遣延長や、州兵家族の収入減少による経済的困難も報告されている。

イランでは、最高指導者モジタバ・ハメネイ師が、革命防衛隊の幹部や治安機関のベテランを主要ポストに任命し、強硬派の結束を固めた。新たに最高国家安全保障会議書記に就任したモフセン・レザイ氏は、米国に対し「壊滅的な報復」を行うと警告し、経済戦争が続けばペルシャ湾からの石油輸出を停止すると述べた。また、バシージ民兵組織の新指導者には、過去の抗議運動弾圧で知られるホセイン・タイエブ氏が就任し、国内の反対運動を封じ込める姿勢を明確にした。

イラン経済は、米国の制裁と海上封鎖により深刻な打撃を受けている。マスード・ペゼシュキアン大統領は、輸出入が約35%減少したと認め、ガソリン価格の引き上げが必要だと述べた。年間インフレ率は66%に達し、最高指導者は政府に経済対策を指示した。一方で、イランは外交と防衛を両輪とする方針を維持し、6月の停戦合意は崩壊したものの、カタールやパキスタンなどの仲介による外交努力は続いている。

この戦争は、米国の軍人家族に長期的な不安と負担を強いる一方、イランでは経済的困難が政治的不満へと発展するのを防ぐため、指導部が国内統制を強化する結果となっている。和平への道筋は依然として見えず、両国の緊張は長期化する様相を呈している。

イスラエル入植者によるクスラ襲撃、ネタニヤフ首相が異例の非難

ヨルダン川西岸の占領下にあるクスラ村で29日、数十人の仮面を被ったイスラエル人入植者らがパレスチナ人の住居を襲撃し、住民7人が家の中に閉じ込められる事件が発生した。今月初めに入植者による包囲が国際的な非難を浴びて以降、大規模な襲撃は初めてとなる。

目撃者によると、入植者らはパレスチナ人の家を取り囲み、石を投げつけた。家の中に閉じ込められたサダム・オデイ氏は、イスラエル軍が家の中に催涙ガスを発射し、中にいた住民を拘束したと述べた。一方で、入植者を拘束することはなく、そのまま立ち去ることを許したという。家の所有者であるルアイ・ベイルーティ氏は、軍が到着した際、中にいた人々を手錠で拘束し、目隠しをして殴打したと証言した。

イスラエル軍は声明で、兵士と国境警察が「暴徒」を排除し、家の中の住民を保護するために現場に到着したと説明した。しかし、なぜ家に向かって催涙ガスを発射し、住民を拘束・殴打したのかについての質問には即座に回答しなかった。

この襲撃は、今月入植者が包囲した3軒の家から数百メートル離れた場所で発生した。この包囲は国際的な非難を招き、大規模なイスラエル軍の展開を引き起こしていたが、住民によると、軍の展開によって事実上自宅に閉じ込められた状態が続いているという。

パレスチナ系アメリカ人のルアイ・リディ氏は、自宅から土曜日の襲撃を目撃したと述べ、軍の大規模なプレゼンスにもかかわらず、入植者による自宅周辺へのほぼ毎日の侵入を目撃していると語った。

人権団体は、クスラのようなパレスチナの村の端への入植者のプレゼンス拡大は、パレスチナ人が国家樹立を目指す領土をさらに侵食し、より多くの土地を奪おうとする入植者の幅広い取り組みの一部だと指摘する。ユダヤ人入植者による暴力は増加傾向にあり、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の政権下で大規模な入植拡大が進められている。ネタニヤフ首相はクスラの状況についてコメントしていなかったが、29日になって「犯罪的な暴力行為」を非難し、「無法者たち」を非難する異例の声明を発表した。

イスラエル軍は、国境警察とともに「クスラと隣接するジャルドの地域で活動を継続し、さらなる混乱を防ぎ、地域の秩序を回復する」と述べた。国連機関とほとんどの国は、軍事占領に関する国際法の下で入植地を違法とみなしている。イスラエルはこれを拒否し、この地域を占領ではなく紛争地域と見なしている。

英右翼活動家ミロ・ヤニアノプロス、米国から英国へ強制送還

米国土安全保障省は8月30日、英右翼活動家ミロ・ヤニアノプロス(41歳)が英国へ強制送還されたと発表した。ヤニアノプロスは8月28日、ルイジアナ州ニューオーリンズの空港で米移民関税執行局(ICE)に拘束されていた。同省報道官は、彼が2019年5月にニューヨーク経由で合法的に入国したものの、滞在期限を超過し、移民審問に出廷しなかったため、7月22日に移民判事が最終的な退去命令を出していたと説明した。

ヤニアノプロスは、極右系ニュースサイト『ブライトバート・ニュース』で2014年から2017年まで執筆し、その後、元共和党下院議員マージョリー・テイラー・グリーンのインターンや白人至上主義者ニック・フエンテスの顧問を務めた。また、ラッパーのイェ(旧カニエ・ウェスト)の2024年大統領選挙運動にも関与し、現在はイェの広報担当を務めていた。彼はニューオーリンズでイェのコンサートに出席する予定だったとみられる。

ヤニアノプロスは過去にトランプ大統領とその大量強制送還政策を支持し、昨年は「今後20年間、移民をゼロにせよ」と投稿していた。しかし、今年に入りトランプ氏の汚職やイスラエルへの影響力を批判し、政権に近い極右インフルエンサーのローラ・ルーマーらから非難を受けていた。ルーマーは自身のソーシャルメディアで「今日はアメリカにとって素晴らしい日だ」と強制送還を歓迎した。

ヤニアノプロスは2017年に未成年との性的関係を容認する発言が物議を醸し、ブライトバートを辞任。2016年にはツイッター(現X)で黒人俳優への人種差別的な投稿により永久追放されたが、2022年にイーロン・マスク氏による買収後にアカウントが復活していた。今回の強制送還は、トランプ政権が進める不法移民取り締まりの象徴的な事例となる。

南アジア地域協力連合の停滞と国際社会の多極化模様:SAARC新事務総長選任、SCO首脳会議、アフリカ連合特別サミット、土地・干ばつCOP17の動向

南アジア地域協力連合(SAARC)は、2014年の第18回首脳会議以降、加盟国間の対立により首脳会議を開催できない状態が10年以上続いている。こうした中、ブータンが次期事務総長にダショー・ソナム・トプゲイ氏を指名した。現事務総長であるバングラデシュのモハンマド・ゴラム・サルワール氏の任期が10月末に満了することを受けた動きだ。SAARCのアルファベット順による輪番制に基づき、今回はブータンの指名順となっている。新事務総長の就任には他7か国の全会一致の同意が必要であり、来月ニューヨークで開催される国連総会の機会を捉えた協議が注目される。

一方、インドの外務省報道官ランディール・ジャイスワル氏は、SAARCが機能不全に陥っている原因として特定の国を名指しで非難した。バングラデシュのシャマ・オベイド・イスラム外務担当国務大臣は、地域協力の活性化への決意を改めて表明し、持続的な政治的関与や文化イニシアチブ、より幅広い関係者の参加を強調した。サルワール事務総長は8月23日にバングラデシュのタリク・ラフマン首相を表敬訪問し、SAARC創設におけるバングラデシュの先駆的役割に謝意を表明した。

こうした南アジアの地域統合の停滞とは対照的に、上海協力機構(SCO)は25周年を迎え、8月31日から9月1日にかけてキルギスのビシュケクで首脳会議を開催する。ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、イランのペゼシュキアン大統領、インドのモディ首相、パキスタンのシャリフ首相ら17か国の首脳と、アントニオ・グテーレス国連事務総長が参加する。モディ首相は、その前段としてウズベキスタンのタシケントを訪問し、ミルジヨエフ大統領と会談した。これはモディ首相にとって4回目のウズベキスタン訪問であり、両国関係の深化を示すものだ。SCO首脳会議では、ウクライナや中東情勢、西側諸国との緊張を背景に、経済協力や安全保障が主要議題となる見込みだ。

アフリカでは、アンゴラのルアンダでアフリカ連合(AU)の特別サミットが開催され、エジプトのムスタファ・マドブーリ首相がアルシシ大統領の代理として出席した。議題は紛争予防・解決メカニズムの強化であり、AU委員会委員長のマフムード・アリ・ユスフ氏は、2030年までに「銃を黙らせる」目標の達成には外部資源への依存を改め、AU平和基金の強化が必要だと訴えた。テロ対策には軍事的対応の限界を認め、予防と早期警戒システムの強化を提唱した。

環境分野では、モンゴルのウランバートルで国連砂漠化対処条約(UNCCD)の第17回締約国会議(COP17)が閉幕した。世界的な干ばつ対策の枠組み合意は再び先送りされ、次回のCOP18(2028年、エジプト)に持ち越しとなった。米国が最大の温室効果ガス歴史的排出国として強硬な姿勢を取り、交渉テキストから「ジェンダー」「市民社会」「先住民」といった用語を排除したためだ。参加者の間では、これらを「ヴォルデモートの言葉」と呼ぶ声も上がった。一方、干ばつ耐性基金の設立や、ブラジルによる大規模な土地回復のコミットメントなど、交渉外での進展もあった。

これらの動きは、地域統合の停滞と多極化する国際秩序の中で、各国が自国の利害を追求する複雑な様相を浮き彫りにしている。SAARCの再活性化、SCOの結束、アフリカの平和構築、地球規模の環境ガバナンス——それぞれの課題は、国際社会の分断と協調の狭間で引き続き難航が予想される。

ノルウェー、国王ハーラル5世死去:国民的悲しみの中、新国王ホーコン8世の時代が幕を開ける

ノルウェーは2026年8月29日、35年間にわたり王位にあったハーラル5世国王(享年89)の死去を受け、国民的服喪の中、新国王ホーコン8世の下で新たな歴史の章を開いた。国王の追悼演説は、死去翌日の午後7時(現地時間)に放送される予定だ。オスロの王宮前には花が積み上げられ、2万人以上が献花に訪れた。欧州各国の王室や世界の指導者からも弔意が寄せられ、ドナルド・トランプ米大統領は故人を「強く、誇り高く、深く尊敬された人物」と称えた。

新国王ホーコン8世(53歳)は、金曜日にノルウェー教会、議会、最高裁判所の指導者らと謁見する予定であり、火曜日に議会で忠誠の宣誓を行う。ノルウェーでは1908年に戴冠式が廃止されており、国王夫妻は戴冠式を行わないが、トロンハイム大聖堂での祝福の儀式を選択する可能性がある。ヨナス・ガール・ストーレ首相は「一つの時代が終わり、新たな時代が始まる。国王は死んだ。新国王万歳」と述べた。

ハーラル5世は、溶血性貧血のため8月17日からオスロ大学病院に入院していた。同国王は、2011年にアンネシュ・ベーリング・ブレイビクが77人を殺害した事件後の演説で知られ、開かれた寛容なノルウェーの象徴と広く見なされていた。しかし、その治世の末期には、王室内のスキャンダルが相次いだ。新国王の妻メッテ=マリット王妃は、米国人の性犯罪者ジェフリー・エプスタインとの関係が批判の対象となっており、6月には彼女の連れ子マリウス・ボルグ・ホイビーが2件の強姦罪で4年の懲役刑を言い渡された。王妃自身も重い肺疾患を患い、7月に肺移植を受けている。

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、ハーラル5世の死去に対し、「多様な社会の認識を含め、ノルウェー人であることの意味を寛容に理解していた」と追悼の意を表明した。ノルウェー全土の市庁舎には弔問記帳所が設けられ、国民が追悼のメッセージを記している。

気候基金流用に産業界と環境団体が異例の連帯、セランゴール州はAI都市構想、メタが比に事務所開設へ

ドイツ連邦財務相ラルス・クリンゲバイルが2027年連邦予算の穴埋めのため、国家気候・変革基金(KTF)から27億ユーロを中核予算に振り向ける計画だ。これに対し、化学産業連盟(VCI)、鉄鋼経済連合、鋳造・建材・セメント産業団体に加え、自然保護連盟(NABU)、ドイツ自然保護リング、WWFなど産業界と環境保護団体の計16団体が共同の抗議文書を連邦政府と連邦議会各会派に送付した。文書はF.A.S.が独占入手したもので、気候変動経済財団とベローナ財団が主導した。抗議文書は「連邦政府に対し、この計画を断念するよう強く求める」とし、CO₂排出量取引からの収入を産業とエネルギー転換に全額還元するよう要求している。気候変動経済財団のザビーネ・ナリンガー理事は「CO₂価格付け全体の受容性を損なう前例を作る」と批判した。

KTFは2022年に創設された特別基金で、欧州CO₂排出量取引とドイツ国内の交通・暖房部門のCO₂価格付けからの収入を財源とする。今年は370億ユーロの支出が計画されているが、2025年は計画額の一部しか執行されず、基金自体の資金不足はない。それでも、クリンゲバイルの計画は「誤ったシグナル」だと、化学大手ワッカーのクリスティアン・ハルテル最高経営責任者は指摘する。製鉄大手ザルツギッターのグンナー・グレープラー最高経営責任者は、送電網利用料安定化のためのKTF補助金が10億ユーロ削減されることも併せて批判し、「排出量取引の収入は脱炭素投資の支援とエネルギー価格低下に使うべきだ」と述べた。

一方、マレーシアのセランゴール州は、AIを政府運営と公共サービスに統合し、効率化を図る「AI都市」構想を進める。州イスラム問題・デジタルイノベーション委員会委員長モハマド・ファミ・ンガー博士は、2016年から2025年までにスマートシティ計画の60のイニシアチブを完了したと述べ、2026年から2030年の第2次セランゴール計画ではAI都市への移行を目指すと語った。収集したデータを分析し、政策や規制に反映させることで、真のスマートシティが実現するとする。州は約1万9000人の公務員を抱え、シンガポールの11倍の面積を持つとされ、AIによる自動化とデータ分析が不可欠だという。5Gカバレッジは97%に達しており、AIインフラの基盤となる。AIチャットボットによる24時間の行政サービス提供や、配達ライダー向け休憩施設「Teduh」の整備も進めている。

フィリピンでは、メタ(FacebookとInstagramの親会社)がフィリピンに事務所を開設する。国家捜査局(NBI)のメルビン・マティバグ長官が29日に発表した。政府の有害投稿削除要請への対応を迅速化するためで、メタは政府とデータ共有にも合意した。これはタクロバン市とサンボアンガ市で発生した学校銃乱射事件に関連する「虚無主義的暴力的過激主義(NVE)」対策の一環だ。フィリピン政府代表団は先週、シンガポールのメタアジア太平洋本部で地域幹部と会談した。マティバグ長官は「いたずらをする者たちは、もはやメタやフェイスブックの背後に隠れることはできない」と述べた。また、国家IDシステムとの連携では、メタが国民の個人情報にアクセスすることはなく、認証のためだけにAPIで照会すると、サイバー犯罪対策調整センターのアボイ・パライソ氏は説明した。

イランのマジド・イブン・レザ国防相代行は、イランの防衛能力を引き続き強化すると述べた。IRIB通信に対し、イランは「団結した国家」であり、それが「防衛力の最も重要な部分」だと語った。国防省の使命は「イランの力を構築し、国家の安全を守り、敵の誤算や企てを抑止する防衛能力を発展させることだ」と強調した。

ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、ロシアに対する独自の制裁措置を来週初めにも発表する見込みだ。Politicoが報じたところによると、外交官の追放やベルリンのロシア文化センター閉鎖が含まれる可能性がある。ライプツィヒでのドローン事件を口実にするとされるが、政府筋は、9月6日のザクセン=アンハルト州選挙を前に、ロシア寄りとされるAfDを弱体化させることが主目的だと語った。AfDはザクセン=アンハルト、メクレンブルク=フォアポンメルン、ベルリンで支持率首位に立っている。ベルリンはロシア大使の外務省召喚や国内での制裁介入も検討している。

南アフリカ、イスラエルのICJ命令違反を告発する文書を提出

南アフリカは、イスラエルがガザのパレスチナ人を保護するために国際司法裁判所(ICJ)が発出した3つの拘束力のある命令に違反し続けていると主張する文書を提出した。同国外務省は、この文書が命令の履行監視を担当する裁判官委員会を支援するものだと述べた。

この文書は8月25日に提出され、南アフリカのジェノサイド事件が進行する中で、裁判所がすでに命じた保護措置への遵守に焦点を当てている。外務省は、イスラエルが命令に従わなかったことを遺憾とし、完全かつ即時遵守を求めるためにあらゆる手段を追求し続けると述べた。

南アフリカは2023年12月に、イスラエルのガザでの行為がジェノサイド条約に違反しているとして訴訟を起こした。イスラエルはジェノサイドの申し立てを拒否し、軍事作戦はハマスや他の武装集団を標的としていると主張している。ICJはイスラエルがジェノサイドを犯したかどうかについて最終判決を下しておらず、暫定措置は最終判断までの権利保護を目的としている。

外務省は、パレスチナ人が殺害され、避難を余儀なくされ、水、適切な医療、医薬品などの必需品を奪われ続けていると述べた。2023年10月7日以降、少なくとも73,407人のパレスチナ人が殺害され、174,335人が負傷したと引用した。また、2025年10月の停戦発表以降も子供の死亡が続いていることを強調した。

南アフリカの最新の提出は、国連の他の機関を通じた行動を確保するためのこれまでの努力に続くものである。暫定措置はパレスチナ人を保護するだけでなく、裁判所が最終決定を下す前に問題の権利が破壊されないことを確保することを意図していた。

南アジアから太平洋まで:各国政府が農政・治安・外交・社会福祉で新たな動き

バングラデシュの農業・水産・畜産相モハンマド・アミヌル・ラシッド氏は、国内の化学肥料供給が十分であり、人為的な不足や農民への過剰請求を行った者には厳格な措置を取ると警告した。ファリドプル県の副コミッショナー事務所で開かれた政府高官との会合で述べたもので、同国は総需要より150万トン多く肥料を輸入しており、不足の余地はないと説明した。また、一部の肥料小売業者が市場で肥料が入手できないとの噂を流し、追加の金銭を要求して供給していると指摘した。政府は農民支援に熱心であり、農民の繁栄が国の発展につながるとの信念を示した。さらに、ジュートとタマネギの種子の輸入を将来停止する方針で、農産物の輸入削減と国内生産拡大による需要充足を主要目標に掲げた。

バングラデシュ内務相サラフディン・アハメド氏は、略奪・違法武器の回収につながる情報提供者に最高20万タカの報奨金を支払うと発表した。同時に、テロ・恐喝・薬物取締りで期限内に進展がない警察官には厳格な法的・行政的措置を取ると警告した。ラジャーバグ警察講堂での四半期犯罪レビュー会合後に記者会見で述べたもので、特別警察部隊を設置して略奪武器の回収に取り組む方針だ。警察側からは業務における技術的支援の増強など様々な問題が提起され、政府はこれに対応中だと述べた。

エジプト外相バドル・アブデラティ氏は、トルコ、クウェート、イタリア、ノルウェーの各外相と電話会談を行い、地域の緊張緩和、軍事的自制、イランと米国の間の外交交渉再開を推進した。トルコのハカン・フィダン外相およびクウェートのシェイク・ジャラ・ジャベル・アル=アハマド・アル=サバーハ外相とは、イスラマバード覚書を枠組みとして米イラン交渉を再開し、包括的かつ持続可能な政治的解決を目指すことで一致した。イタリアのアントニオ・タヤーニ副首相兼外相とは、対話優先、緊張緩和、地域安全保障や航行の自由を脅かす軍事的エスカレーション回避の重要性を強調した。ノルウェーのエスペン・バルト・アイデ外相には、国王ハーラル5世の死去に際し哀悼の意を表し、両国間の協力やパレスチナ、レバノン、シリア、イラン問題、ウクライナ危機の政治的解決について意見交換した。

台湾の外交部長林佳龍氏は、パラオで開催された太平洋繁栄展示会の開会式に出席し、太平洋の同盟国や他国との協力を強調した。パラオ大統領サランゲル・ウィップス・ジュニア氏の招待によるもので、米国、日本、オーストラリアの代表らとともに展示を視察した。展示では、低炭素エネルギー、社会的能力強化、スマート農業、スマートヘルスケア、デジタル強靭性、インフラなどの分野における台湾と太平洋同盟国、および3か国との協力プロジェクトが紹介された。林氏は、台湾は1993年から太平洋諸島フォーラムに開発パートナーとして参加しており、2050年戦略の目標を支持すると述べた。また、台湾は開発経験を共有し、太平洋諸国のニーズに基づいてエネルギー・デジタル移行、気候変動、海洋持続可能性に取り組むと語った。展示会は、パラオが来週開催する第55回太平洋諸島フォーラム首脳会議に合わせて行われた。

南アフリカの大統領府女性・青少年・障害者担当副大臣ムマパセカ・スティーブ・レツィケ氏は、ダーバンのメレウェント・チェシャー・ホームを訪問し、障害者ケアサービスへの持続的支援の必要性を強調した。入居者や理事会と交流し、障害者へのケアと尊厳、敬意、思いやりを持った扱いの重要性を訴えた。理事会からは組織の活動、成果、課題について説明を受け、スタッフの献身を称賛した。また、施設と支援システムの強化の必要性を認識し、政府、民間部門、非営利団体、地域組織間の連携の重要性を再確認した。訪問は、障害者が尊厳を持って生活できる環境を提供する同ホームの活動を祝し、今後の支援の必要性を特定する機会となった。

アイスランド、EU加盟交渉再開の是非を問う国民投票実施へ

アイスランドで8月29日、欧州連合(EU)への加盟交渉再開の是非を問う国民投票が実施された。約27万3000人の有権者が、EUとの加盟交渉を再開すべきか否かを問う投票に臨んだ。今回の投票は、ドナルド・トランプ米大統領が隣接するグリーンランドへの支配欲を示す中で行われ、アイスランドの安全保障と経済的安定の行方を左右する可能性がある。

賛成派は、EU加盟がトランプ政権からの潜在的な脅威に対する安定と保護をもたらすと主張する。一方、反対派は、EU加盟がアイスランドの豊かな漁業資源を危険にさらし、主権を損なうと訴える。最新のギャラップ世論調査では、反対が51.6%、賛成が48.4%と、統計上の誤差範囲内の僅差となっている。

アイスランドは2009年の金融危機後、EU加盟を申請したが、2013年にユーロ懐疑派政権が発足し交渉は中断されていた。今回の国民投票で賛成が勝利した場合、EU執行機関である欧州委員会との間で35分野に及ぶ加盟交渉が開始され、最終的な加盟の是非は改めて国民投票に諮られる。

最大の争点は漁業権だ。アイスランドはEUの共通漁業政策に参加すれば、スペインやオランダなどのトロール船が自国海域に入ることを許すことになる。政府は特別な取り決め、場合によっては完全な適用除外を求める方針を示している。

また、アイスランドは欧州経済領域(EEA)の加盟国として、EU単一市場へのアクセスを既に享受している。このため、現状の枠組みを維持すべきだという意見も根強い。さらに、アイスランドは1951年の米国との二国間協定とNATOに安全保障を依存しており、トランプ大統領の行動がこの協定の信頼性に対する疑問を生じさせている。

EU側もこの投票結果を注視している。EUの拡大担当委員であるマルタ・コス氏は「アイスランドの決定は、EUが新規加盟国を迎え入れる正当性を間違いなく強化するだろう」と述べた。アイスランドの選択は、北欧の非加盟国であるノルウェーや、モンテネグロなどの候補国にも影響を与える可能性がある。

世界情勢:アルゼンチン政治危機、ベトナム輸出躍進、米国債務40兆ドル、映画興行記録

アルゼンチンでは、連邦会議の議員ミゲル・アンヘル・ピケットが、ハビエル・ミレイ大統領が家庭の債務増加をテレビ購入に帰したことに対し「愚かな議論だ」と批判した。ピケットは、債務の大部分は食料購入によるものであり、経済危機が庶民層に深刻な影響を与えていると指摘した。また、クリスティーナ・キルチネル前大統領の立候補を支持し、彼女との対話を続けたと述べた。

ベトナムは2026年上半期に米国との貿易黒字が1140億ドルに達し、中国やメキシコを抜いて最大となった。これはベトナムの輸出戦略の成功を示した結果であり、中国の「プラスワン」戦略の恩恵を受けたものだ。一方、インドは人口の割に輸出が伸び悩んだ。

米国の国家債務は40兆ドルを突破した。これは全米の住宅の約70%に相当する額であり、金利上昇と財政赤字の悪化が原因だ。専門家は債務と金利のスパイラルを警告した。

インド映画『トキシック』は公開4日目で国内純収入171億ルピーを超えた。また、俳優エムラーン・ハシュミが豚インフルエンザに感染したと報じられ、彼の最新作『アワラパン2』は200億ルピーを突破した。

ドイツ、ライプツィヒ無人機攻撃でロシア非難へ 制裁拡大とEU新規措置を準備

ドイツのメルツ首相は、ライプツィヒ空港での無人機攻撃未遂事件をロシアの関与と断定し、ロシアの組織に対する直接制裁を含む「広範な」措置を発表する準備を進めている。欧州連合(EU)も並行して新たな制裁パッケージを準備しており、発表は来週初めにも行われる見通しだ。

関係筋によると、ドイツ政府はロシアの外交官追放やベルリンのロシア・ハウス閉鎖では不十分と判断し、制裁強化やウクライナへの武器供与拡大など、より厳しい措置を検討している。ただし、具体的な内容は明らかにされていない。ドイツ政府報道官は「連邦政府は調査結果を総合的に判断した上で公式な断定を行う」と述べるにとどめた。

ライプツィヒ空港事件では、爆薬を仕掛けられた無人機がウクライナの輸送機を標的にしていたとされ、米国の情報機関はロシア軍情報機関(GRU)の関与を指摘している。ドイツではベルリン近郊の森林で武器庫が発見されるなど、ロシアによるハイブリッド攻撃の脅威が高まっており、メルツ首相は「重大な結果をもたらす」と警告していた。

EUはアイルランドで開催される外相会合で、ロシアの個人800人と企業800社を含む1600件の制裁対象を審議する予定だ。制裁は10月中旬に正式採択される見込みで、ロシア中央銀行の凍結資産の活用も再び議論される。ドイツ国内では、来週のザクセン=アンハルト州選挙を控え、親ロシア派のAfDが支持を伸ばす中、メルツ政権の対ロシア強硬姿勢が国内政治にも影響を与える可能性がある。

バングラデシュで強制失踪問題が浮上、政府と人権団体が独立調査と司法を要求

バングラデシュで強制失踪の問題が再び注目を集めている。8月30日の国際強制失踪犠牲者の日に合わせ、政府関係者や人権団体が相次いで声明を発表し、独立した調査と司法の徹底を求めた。内務大臣サラフディン・アーメド氏は、過去2年間にわたり強制失踪の被害者を軽視する傾向があったと指摘し、「彼らの生存を冗談の対象にすることは、将来の民主運動を萎縮させる」と述べた。

人権活動家ヌル・カーン・リトン氏は、通常の警察機構に限定された調査では効果的な結果を得るのは困難だとして、強制失踪を含む組織的・複雑な人権侵害を調査するための完全な権限を持つ独立機関の設置を要求した。また、国家人権委員会が独立して機能できなければ存在意義がないと批判した。

タリク・ラーマン首相は、強制失踪は最も凶悪で残虐な行為の一つであり、世界的な問題だと述べ、関与した者の裁判のための国際的な結束を呼びかけた。さらに、2026年に制定された強制失踪防止・救済法案と国家人権委員会法案に言及し、これらの法律が施行されれば、誰もこのような凶悪な犯罪を犯すことはないだろうとの見解を示した。

人権団体ASKは、2024年に国際条約に加盟したにもかかわらず、2026年になっても新たな強制失踪の申し立てが発生していると指摘。バゲルハートのモングラで沿岸警備隊に連行された後、行方不明となっているミラジ・シェイク氏の事例を挙げ、独立した公平な調査を求めた。HRSSも同様に、法執行機関に対する告発を法執行機関自身が調査する提案を見直すよう要求し、独立した調査機関の設置を訴えた。

政府は2026年8月に閣議で強制失踪防止・救済法案を承認しており、現在、国民議会での最終可決を待っている。この法案は強制失踪を継続的犯罪と定義し、最長で終身刑、死亡した場合には死刑または終身刑を科すとしている。また、指揮官責任の導入や、90日以内の捜査完了などが盛り込まれている。

BNPのルフル・カビル・リズビー氏は、いかなる個人や機関も法の上に立つべきではないと述べ、すべての強制失踪事件における公平な調査と司法を求めた。強制失踪は単に人を家族や社会から消す行為ではなく、人間の自由、尊厳、正義、生命への権利に対する野蛮な攻撃だと強調した。

この問題は、2024年の大規模蜂起後に新たな局面を迎えている。暫定政府時代に設置された強制失踪調査委員会は2026年1月に最終報告書を提出し、1,569件の申し立てを受け付けたと報告している。また、アワミ連盟政権時代には700人以上が行方不明になったとされる。強制失踪はバングラデシュの民主化と人権保障にとって重大な課題であり、政府の対応が問われている。

経済 (Economy)

FRB議長発言でラテンアメリカ通貨が揺れる ドル高とインフレ圧力の週末

2026年8月29日、FRB議長ケビン・ウォーシュのジャクソンホール講演がラテンアメリカ全域の為替市場を揺るがした。ウォーシュ議長は12か月PCEインフレ率が3.7%にあると指摘し、目標への進展が明確かつ十分な速度で見られなければ「やるべき仕事がある」と述べ、9月利上げの可能性を強く示唆した。先物市場は9月15〜16日のFOMC会合での利上げ確率を約57%と織り込み、講演前の約35%から急上昇した。

この発言を受け、ドル指数は0.50%上昇の99.65となり、金は約3%下落した。ラテンアメリカ各国の通貨は対ドルで下落し、コロンビアのTRM(週末適用の公式レート)は金曜日の3,144.28ペソから1.86%上昇し、3,202.79ペソとなった。ブラジルのPTAXは5.2005で、8月18日以来の5.20超えとなった。メキシコのFIXは17.0427と、17の大台を回復した。アルゼンチンでは公式ドルが1,485〜1,535ペソ、ブルーが1,535〜1,555ペソ、MEPが約1,544ペソ、CCLが約1,604ペソ、タルヘタが約1,996ペソとほぼ横ばいだった。

暗号通貨市場でも変動が見られた。ビットコインは77,564ドルで前日比2.74%安、イーサリアムは2,434ドルで2.31%安となった。アルゼンチンではビットコインが公式ドル換算で1億1,735万6,805ペソに相当する。ユーロはラテンアメリカ各国でまちまちの動きを見せ、ベネズエラでは923ボリバル(前日比+0.09%)、パラグアイでは6,986グアラニー(+0.11%)、ウルグアイでは46.83ペソ(+0.03%)、ペルーでは3.89ソル(-0.29%)、パナマでは1.16バルボア(-0.35%)と推移した。

このドル高基調は、ラテンアメリカ諸国の輸入コスト上昇やインフレ圧力につながる可能性がある。特にコロンビアでは政府が2.19兆コロンビアペソ(約68億米ドル)の歳出削減を正式化するなど、財政対応を迫られている。駐在員や旅行者にとっては、ドル建て収入の購買力が高まる一方、現地通貨建ての家賃や生活費の負担が増すことになる。今後の焦点は、9月4日の米雇用統計と、9月15〜16日のFOMC会合だ。

社会 (Society)

国際社会で相次ぐ移民・治安問題:米国での家族拘束、バングラデシュでの殺人事件、ナイジェリアでの人身売買救出

今週、国際社会では移民政策の厳格化に伴う悲劇、地域社会を揺るがす殺人事件の捜査、そして国際協力による人身売買被害者の救出が報じられた。米国では、コロンビア人家族が国内線搭乗直前に移民当局に拘束される事件が発生。バングラデシュでは、退職教師一家4人が殺害された事件で、容疑者の家族が拘束され、市民団体が警察捜査に疑問を呈している。ナイジェリアでは、コロンビア人女性2人が人身売買組織から救出された。

米国ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン国際空港で、20歳のソフィア・ピネダさんと両親、ノラ・カルドナ・ブラボさんとレオナルド・ピネダ・エルナンデスさんが、フロリダ州フォートローダーデール行きの便に搭乗する直前に、移民・関税執行局(ICE)の職員に拘束された。一家はコロンビア出身で、観光ビザで合法的に入国し、米国市民権・移民局(USCIS)に積極的亡命申請を行い、労働許可証と運転免許証を保有していた。彼氏のニコラス・キム氏は、一家が搭乗ゲートで連行される様子を目撃し、「どうして彼らが知っていたのか」と疑問を呈した。弁護士のフリオ・モレノ氏は、「彼らは誕生日を祝うつもりで、法律に従い、亡命申請をした。許可を信じて国内を旅行できると思っていた」と語った。この拘束は、ドナルド・トランプ政権下で国土安全保障省(DHS)が亡命申請者の国内航空旅行を認めない方針に転換したことを受けたもので、TSAが予約時やチェックイン時に受け取る搭乗者情報がICEと共有され、リアルタイムで位置情報が把握される仕組みだ。当局は、元のビザの滞在許可期間が切れていたと説明している。家族の弁護団は、無犯罪歴と移民審問への出席を理由に保釈を申請している。

バングラデシュのランプル市では、退職教師のガナパティ・チャクラボルティさん(65歳)と妻のプリティラタさん(50歳)、娘のアガミさん(25歳)、息子のアユシュさん(13歳)が自宅で殺害された事件で、警察は主犯格とされるシッダールタ・ダスさんの父親ビノイ・チャンドラ・ダスさんと兄のパルタ・ダスさんを拘束した。パルタさんはシッダールタさん逮捕後に彼が使用していた携帯電話を使っていたとされ、警察は通話記録を調べている。ランプル都市市民委員会は、警察の捜査に19の疑問を提示し、独立した司法調査を要求した。委員会は、警察の説明と遺族の証言、状況証拠の間に矛盾があると指摘。また、ランプル弁護士会は、事件の残虐性を考慮し、当面の間、逮捕された2人の容疑者の弁護を引き受けないことを決定した。

ナイジェリアでは、コロンビアのボゴタにあるインターポール国家中央局からの情報に基づき、ラゴスで拘束されていたコロンビア人女性2人、マリア・カミラ・ロダス・オルティスさんとユリエット・フェルナンダ・リオス・メサさんが救出された。2人は人身売買組織に騙されてナイジェリアに連れて来られ、中国人グループに旅行書類を没収されていた。警察が現場に到着した際、容疑者らは逃走したが、女性たちは無事に保護された。コロンビア大使館が帰国のための緊急渡航書類を手配している。

これらの事件は、移民政策の変化が個人の生活に与える影響、地域社会の安全と警察捜査の透明性、そして国際的な犯罪組織への対策の重要性を浮き彫りにしている。米国のケースは、亡命希望者に対する航空旅行制限が、合法的な手続きを進めていた家族をも標的にすることを示した。バングラデシュの事件は、警察発表の信頼性と独立した調査の必要性を問いかけている。ナイジェリアの救出劇は、国際協力が人身売買被害者の保護に有効であることを示す一方、組織の壊滅には至っておらず、今後の捜査が課題となる。

世界各地で異常気象と交通混乱:イスラエルで8月の珍しい降雨、マレーシアで祝日渋滞、台湾で豪雨警報

世界各地で異常気象と交通混乱が同時多発している。イスラエルでは、8月としては極めて珍しい暴風雨の予報が出されたが、気象予報士らはその後、予想を下方修正した。当初は記録的な豪雨と洪水の可能性が指摘されたものの、現在では嵐の中心は海上に留まり、日曜日まで一部の地域でにわか雨が予想されるにとどまるという。

マレーシアでは、学校休暇と建国記念日の連休に伴い、主要高速道路で大規模な渋滞が発生している。マレーシア高速道路庁(MHA)の報道官によると、北行きはスンガイブローからブキットブルントゥン、ブキッタガーからレンバーベリンギン、スンカイからシンパンプライなどで低速走行が確認された。南行きもバンギからサウスビル、ニライウタラからペダスリンギにかけて渋滞が発生。東海岸方面ではゴンバック料金所からゲンティンセンパー、レンタンからベントンで低速走行が見られた。MHAは、運転時間が長くなると予想されるため、計画的な移動と車両点検を呼びかけている。

台湾では、中央気象署(CWA)が台南、高雄、屏東県、台東県に「豪雨または極端な豪雨」の警報を発令した。嘉義県、花蓮県、恒春半島には「非常に激しい雨から豪雨」の警報が出ている。南西風の強まりと複数の気象システムの影響で、南部と南東部では今夜から明日朝にかけて激しい雨が続く見込みだ。彰化県、雲林県、嘉義市、宜蘭県、緑島、澎湖でも激しい雨が予想されている。

これらの現象は、各地域の気候変動や季節外れの気象パターンがもたらしたものであり、住民の安全確保と交通網への影響が懸念される。

生活・健康 (Life & Health)

インドネシア森林火災の煙霧、東南アジア全域に拡大 健康被害と対策が焦点に

インドネシアの森林火災に起因する煙霧が、ボルネオ島とスマトラ島を中心に拡大し、インドネシア国内の500万人以上が直接的な健康リスクにさらされている。マレーシアでも大気汚染指数(API)が悪化し、サラワク州のスリアマンでは「非常に不健康」のレベルに達した。保健省の監視データによれば、喘息症例は前週の219件から1,811件へと急増し、結膜炎も146件から720件に増加した。

インドネシア政府は、雲への種まき(クラウドシーディング)や水爆弾投下などの消火活動を強化している。国家防災庁(BNPB)は、過去数週間で400万リットル以上の水を投下し、8月26日には8,000キロ以上の塩を雲に散布した。これにより、東スマトラや西カリマンタンなどで軽度から中程度の降雨が確認された。また、NGOはパランカラヤに幼児と子供向けの避難所を2か所設置し、酸素タンクや医薬品を備えている。

煙霧の原因は、エルニーニョ現象「ゴジラ」による干ばつと、農業目的の焼き畑慣行とされる。今年1月から7月までの焼失面積は20万ヘクタールを超え、2019年や2023年のエルニーニョ期を上回った。マレーシアでは学校の臨時閉鎖が相次ぎ、シンガポールでも健康被害が報告されている。専門家は、煙霧の根本原因への対策を求めている。

スポーツ (Sports)

イラオラ監督、勝ち切れないリヴァプールに手応え

リヴァプールのアンドニ・イラオラ監督は、開幕2試合を2-2の引き分けで終え、プレミアリーグ初勝利をまだ手にしていない。しかし、ノッティンガム・フォレスト戦では、アレクサンダー・イサクが今季初ゴールを挙げるなど後半に改善を見せ、手応えを感じている。

イラオラ監督はボーンマス時代、カウンタープレスとトランジションのスタイルで知られ、そのスタイルをリヴァプールに持ち込もうとしている。しかし、前半は消極的で、相手に主導権を握られる場面が目立った。監督は「前半の消極性が問題だ」と語った。

また、リヴァプールはフランス代表ウィンガーのブラッドリー・バルコラをパリ・サンジェルマンから獲得する合意に達したと報じられている。彼のスピードと直接的なランニングは、イラオラ監督の高速システムに理想的に適合すると見られている。

リヴァプール、ホーム初戦でノッティンガム・フォレストと2-2ドロー イラオラ監督は初勝利ならず

リヴァプールは29日、アンフィールドで行われたプレミアリーグ第2節でノッティンガム・フォレストと2-2で引き分けた。アンドニ・イラオラ監督のホームデビュー戦は、ビクトル・ムニョスの終盤のゴールで辛うじて敗戦を免れる結果となった。リヴァプールは開幕戦のニューカッスル戦に続き、2試合連続のドローで、イラオラ監督は依然として初勝利を挙げられていない。

試合はフォレストが先制する展開で始まった。24分、ダン・ンドイェがカウンターからゴールを決めてリヴァプールを驚かせた。リヴァプールはフロリアン・ヴィルツのゴールがオフサイドで取り消されるなど、前半は攻めあぐねた。後半に入り、60分にコーディ・ガクポのクロスからアレクサンダー・イサクが同点ゴールを挙げたが、70分にはフォレストのモーガン・ギブス=ホワイトがペナルティーキックを決めて再び勝ち越した。しかし82分、ヴィルツのスルーパスを受けたムニョスがシュートを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。

リヴァプールは試合後、パリ・サンジェルマンからフランス代表FWブラッドリー・バルコラを最大1億2300万ポンドで獲得することで合意したと報じられた。バルコラは今週末にもメディカルチェックを受け、長期契約を結ぶ見込みだ。一方、この日の他の試合では、ハル・シティがコベントリーに1-0で勝利して暫定2位に浮上し、ニューカッスルはトッテナムに2-0で勝利した。

イラオラ監督は試合後、「前半は明らかに悪く、試合を支配できなかった。後半は改善したが、勝つには十分ではなかった」と振り返った。リヴァプールは開幕から2試合連続のドローで、マンチェスター・シティとの勝ち点差は4に広がった。バルコラの加入で攻撃陣の強化が期待されるが、守備の脆さは依然として課題として残っている。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージでポガチャルが落車、涙のリタイア。エンリク・マスが総合首位に

ブエルタ・ア・エスパーニャは8月29日、第8ステージで衝撃的な出来事に見舞われた。総合首位で大会の大本命だったタデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツXRG)が、ゴールまで約32キロの地点で落車し、レースを棄権した。スロベニア人選手はアスファルトの上で数分間にわたり手当てを受け、その後、救急車に乗り込んで病院へ搬送された。

落車が発生したのは、集団がほぼ道路全体を占める平坦区間でのことだった。ポガチャルは集団内を走行中、前を走る選手の後輪に前輪を接触させ、そのままバランスを崩して転倒した。いわゆる「アフィラドール(研ぎ師)」と呼ばれる接触で、前輪が反応する余地を失い、落車は避けられない状況だった。テレビ映像では、ポガチャルが右側にふらつき、別の選手と衝突して倒れる様子が映っていた。後方から来た複数の選手も巻き込まれ、数人が落車した。

ポガチャルは左肩と左鎖骨付近に強い痛みを訴え、顔の左側にも出血が見られた。医療スタッフが駆けつける中、彼は自転車に戻ろうと試みたが、腕が反応せず断念。涙を見せながら、やがて救急車に歩いて乗り込んだ。UAEチーム・エミレーツXRGはX(旧ツイッター)で「残念ながらタデイ・ポガチャルは第8ステージの落車により棄権を余儀なくされた」と発表した。

ポガチャルは今大会、第1ステージで勝利して以降、赤いジャージを着用し、総合タイムで2位のエンリク・マスに3分50秒差をつけていた。彼は今月のツール・ド・フランスで5度目の総合優勝を果たしたばかりで、2024年にジロ・デ・イタリアを制しており、史上9人目となるグランツール3冠を目指していた。しかし、その挑戦は予想外の形で幕を閉じた。

ポガチャルの棄権により、総合順位は大きく変動した。スペインのエンリク・マス(モビスター)が新たな総合首位となり、2018年のヘスス・エラダ以来となるスペイン人リーダーの誕生となった。2位にはフェリックス・ガル(デカトロン・CMA CGM)が1分11秒差で続く。マスは表彰台で赤いジャージを受け取ったが、着用せず手に持ったまま、「本当に残念だ。彼の回復を祈っている」とポガチャルへの思いを語った。

一方、ステージ優勝はフランスのブライアン・コカール(コフィディス)が獲得した。ゴール前の最終キロでも落車が発生する混乱の中、フォトフィニッシュの末にマッズ・ペデルセン(リドル・トレック)を抑えての勝利だった。コカールは「13年かかった。多くの努力の末だ」と語った。

ポガチャルの離脱は、大会の構図を一変させた。彼の圧倒的な強さにより、優勝争いは事実上終わったと見られていたが、これで少なくとも6人の選手にチャンスが生まれた。レースは日曜日、ビジャホヨサからアルト・デ・アイタナまでの187.5キロの山岳ステージで再開される。

スプリングボクス、オールブラックスに逆転勝利でシリーズ1-1に

南アフリカのスプリングボクスは29日、ケープタウンのDHLスタジアムで行われたラグビー史上最大のライバル対決第2戦で、ニュージーランドのオールブラックスを33-26で破り、4戦シリーズの成績を1勝1敗のタイに戻した。前週のヨハネスブルクでの第1戦で33-16と敗れた世界王者は、序盤から猛攻を仕掛け、前半だけで3トライを挙げてリードを奪った。

ウィングのチェスリン・コルベがキックで18点を挙げ、チームを勝利に導いた。センターのジェシー・クリエル、ダミアン・デアレンデ、主将のシヤ・コリシがトライを記録し、前半終了時点で30-14とリードを広げた。しかし、終盤にオールブラックスがレロイ・カーターとアーディー・サベアのトライで追い上げ、試合は緊迫した。最終的には、途中出場のキャメロン・ハネコムがブレイクダウンでペナルティーを獲得し、スプリングボクスが逃げ切った。

この試合では、ピーターステフ・デュトワが通算100テスト出場を達成し、記念の一戦を勝利で飾った。彼は2018年にラシー・エラスムス監督が就任して以降、チームの中心選手として成長し、2019年と2023年のワールドカップ優勝に貢献してきた。また、2020年には急性コンパートメント症候群で脚の切断も検討される重傷を負ったが、復活を遂げた。

試合後、エラスムス監督は、オールブラックスのデイブ・レニー監督がスクラムの技術について批判したことに対し、「我々はスクラムを歩いているわけではない。スクラムを押しているのだ」と反論した。シリーズは今後、ヨハネスブルクでの第3戦を経て、米国ボルチモアでの第4戦が行われる。

アルゼンチン・サッカー第7節、各地で熱戦 ラグビー代表とAFLも注目の一戦

2026年8月30日、アルゼンチンのリーガ・プロフェッショナル・デ・フットボール(トルネオ・クラウスーラ2026)第7節が各地で開催された。タジェレス・デ・コルドバはエスタディオ・マリオ・ケンペスにセントラル・コルドバを迎え、主審はニコラス・ラミレス、VARはブライアン・フェレイラが担当し、ESPNプレミアムで生中継された。両チームの監督であるホルヘ・サンパオリとセバスティアン・ドミンゲスは、いまだ先発メンバーを公表していない。

同時刻にはアトレティコ・トゥクマン対ベルグラーノ・デ・コルドバ戦がエスタディオ・モヌメンタル・ホセ・フィエロで行われ、主審はセバスティアン・マルティネス、VARはサロメ・ディ・イオリオが務め、TNTスポーツ・プレミアムで放送された。ベルグラーノの監督フリオ・セサール・ファルシオーニとリカルド・シエリンスキーは先発を明かしていない。

ウラカンはエスタディオ・トマス・アドルフォ・ドゥコにエストゥディアンテス・デ・リオ・クアルトを迎え、主審はヤエル・ファルコン・ペレス、VARはシルビオ・トルッコが担当。ウラカンの監督ディエゴ・マルティネスと、エストゥディアンテスの監督ルベン・ダリオ・フォレステジョも先発未定だ。エストゥディアンテスは公式Xで招集メンバーを発表済みである。

ロサリオ・セントラルはヒガンテ・デ・アロジートでヒムナシア・ラ・プラタと対戦。主審はダリオ・エレーラ、VARはホセ・カレーラスが務め、ESPNプレミアムで中継された。ヒムナシアの先発はネルソン・インスフラン、バウティスタ・バロス・シェロット、ヘルマン・コンティ、エンソ・マルティネス、ペドロ・シルバ・トレホン、ルーカス・ハンソン、イグナシオ・ミラモン、ナチョ・フェルナンデス、マクシミリアノ・サラサール、アグスティン・アウスメンディ、アグスティン・コラソと発表された。監督はアリエル・ペレイラだ。

デポルティボ・リエストラはエスタディオ・ギジェルモ・ラサでベレス・サルスフィエルドを迎えた。主審はナサレノ・アラサ、VARはディエゴ・カバジョス。リエストラの先発はイグナシオ・アルセ、マリアノ・ブラカモンテ、ファクンド・ミーニョ、クリスティアン・パス、イグナシオ・ガリグリオ、ニコラス・サンソトレ、ホナタン・ゴイティア、ミルトン・セリス、ガブリエル・オブレドール、ニコラス・ベネガス、トマス・ゴンサレス。監督はギジェルモ・デュロ。ベレスの監督ギジェルモ・シェロットは先発を未定としている。

ラグビーでは、アルゼンチン代表ロス・プーマスがフフイ州サンサルバドール・デ・フフイのエスタディオ・23・デ・アゴストでオーストラリア代表とテストマッチを行った。アルゼンチンは南アフリカ戦と同じ先発を採用。メンバーはヘロニモ・プリシアンテリ、ロドリゴ・イスグロ、ルシオ・シンティ、ファウスティーノ・サンチェス・バラロロ、イグナシオ・メンディ、サンティアゴ・カレーラス、シモン・ベニテス・クルス、ホアキン・モロ、ベンハミン・グロンドナ、パブロ・マテラ、トマス・ラバニーニ、ギド・ペッティ、フランシスコ・モレノ、イグナシオ・ルイス、ボリス・ベンゲル。オーストラリアはトム・ライト、マックス・ジョルゲンセン、アイザック・ヘンリー、ハンター・パイサミ、ハリー・ポッター、カーター・ゴードン、ライアン・ロナガン、ロブ・バレティーニ、フレーザー・マクレイト、トム・フーパー、ジェレミー・ウィリアムズ、ジョシュ・カナム、アラン・アラアラトア、ブランドン・パエンガ・アモサ、アイザック・カイレア。試合はESPNとディズニー・プラスで生中継された。

オーストラリアのAFLでは、メルボルンとカールトンがMCGでワイルドカード戦に臨んだ。カールトンの新常任監督ジョシュ・フレーザーが率いる。また、コリングウッドのスコット・ペンドルベリーがゴールドコースト・サンズと4年契約を結び、2027年から移籍することが発表された。ペンドルベリーは442試合出場、2度のプレミアシップ、ノーム・スミス賞、6度のオールオーストラリア選出を誇る。メルボルンではジャック・バウイが100試合、カイザイア・ピケットが150試合出場を迎え、ジャック・バインが352日ぶりに復帰した。