コロンビアのアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ新大統領は15日、米国のトランプ大統領と約10分間の電話会談を行い、地震被害からの復興を支援するため、コロンビア製品に課されている高率関税の一時停止を要請した。同大統領は自身のX投稿で「コロンビア製品に影響を与える高率関税の一時停止を検討してほしいと要請した。地震の影響で非常に困難な時期に直面している我が国の企業経営者を救済するためだ」と述べた。トランプ氏は犠牲者への哀悼の意を表明し、米国による人道支援と救助チームの支援に感謝の意を示したという。
コロンビアでは10日、マグニチュード7.4の地震が西部を襲い、これまでに約290人が死亡、約320人が行方不明、約4,000人が負傷し、約13,000戸の住宅が破壊された。デ・ラ・エスプリエジャ氏は就任からわずか3日でこの災害対応に追われた。同氏は経済緊急事態の宣言を計画しており、議会の承認なしに増税や予算組み替えを可能にする方針だ。また、米国は地震後の支援として計2,650万ドルの援助を発表しており、コロンビア政府はトランプ氏主導の麻薬対策連合「アメリカの盾」に参加した。
一方、インドネシアでは15日朝にフローレス島沖でマグニチュード7.7の地震が発生し、少なくとも51人が死亡、約5,000人が避難した。地震は約341回の余震を伴い、東ヌサ・トゥンガラ州で甚大な被害が出た。救助隊は依然として震源に最も近いナゲケオ地域に到達できておらず、地滑りで道路が遮断され、通信も途絶している。欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長は、衛星観測システム「コペルニクス」による支援を申し出た。インドネシア政府は軍・警察から3,500人以上を派遣し、被災地への支援物資の輸送を進めている。