トランプ米大統領は12日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏が今月末で辞任すると発表した。リービット氏は28歳で、史上最年少の大統領報道官として知られる。辞任の理由についてトランプ氏は「美しい幼い子供たちと家族により多くの時間を費やすため」と説明し、「完全に理解し、尊重する決定だ」と述べた。リービット氏は今後、トランプ氏の「主要な外部顧問」および「共和党内で影響力のある声」として活動するという。
リービット氏は5月に第2子となる女児を出産し、育児休暇から復帰したばかりだった。自身のX(旧ツイッター)への投稿で、報道官としての1年半は「生涯の名誉であり冒険だった」と振り返りつつ、「娘の出産後にホワイトハウスへ戻ってから、二人の幼い子供たちにふさわしい最高の母であり続けることはできないと心の底から感じた」と辞任の決断を説明した。その上で「私の戦いは新たな段階に入るが、決して終わったわけではない」と述べ、MAGA(米国を再び偉大に)運動と共和党を引き続き支援する意向を示した。
リービット氏は2018年にトランプ氏の政権入りし、第1次政権では広報スタッフを務めた。2022年にはニューハンプシャー州から下院選に出馬したが落選。2024年の大統領選ではトランプ氏の報道官を務め、2025年1月の第2次政権発足とともに27歳でホワイトハウス報道官に就任した。就任後は、記者との対決姿勢や、ホワイトハウスの記者団の構成を変更するなど、メディア対応の変革を主導した。後任はまだ発表されていない。