米ホワイトハウスは、俳優マーク・ハミル氏がソーシャルメディア上で公開した、ドナルド・トランプ大統領を墓に埋葬したとされるAI生成画像の投稿に対し、「病的(sick)である」と強く非難した。同氏は現職大統領を巡るこの投稿が、公の場での敬意を欠く行為として受け止められ、政府側から公式な批判を浴びる事態となっている。
ハミル氏は自身のX(旧Twitter)アカウントに、トランプ大統領の遺体や墓石を模したAI画像を投稿し、これに皮肉を込めたコメントを添えた。この投稿は瞬く間に拡散し、支持層と批判層の両方で激しい議論を巻き起こした。ホワイトハウス関係者によると、大統領側近は同氏の発言を「公職に対する軽蔑であり、社会の分断を助長するもの」と捉え、速やかに反論声明を発表。ハミル氏に対しては「芸術的表現の自由を尊重しつつも、現職大統領への不当な攻撃は許容できない」との立場を示した。
本件は、有名人の政治的発言と政府の対応が直接衝突した稀有な事例として、米国内の言論環境にさらなる緊張をもたらしている。トランプ政権下ではメディアや有識者との対立が常態化しており、今回の一件がSNS上の政治的ポラリゼーションをさらに深めるかどうか、注目が集まっている。