インドネシア北部ハルマヘラ島にあるドゥクノ火山の噴火を受け、現地の捜索当局は行方不明となっていた外国人登山者3人の捜索を再開した。このうち2人がシンガポール国籍、1人がインドネシア国籍であり、噴火直後に山岳地帯に取り残された可能性がある。
関係者によると、3人は噴火前に登山ルートに入っていたとみられ、火山灰や有毒ガスの拡散により通信手段が遮断され、連絡が途絶えていた。インドネシア災害対策庁はヘリコプターや犬隊を活用した地上捜索を強化するとともに、気象条件の安定を待って航空機による空中捜索も実施する方針だ。シンガポール外務省も現地の情報収集に努め、家族への連絡窓口を設けている。
ドゥクノ火山は長年にわたりほぼ絶えず活動が続く活火山であり、周辺地域では避難指示が頻繁に発令されている。今回の件は、火山活動が活発化する中でのレジャー利用の危険性を浮き彫りにするとともに、国際的な災害救助体制の重要性を再認識させる結果となった。当局は引き続き行方不明者の早期発見と安全な帰還を最優先課題として捜索活動を継続する。